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J-GLOBAL ID:200903038928615068
生物学的処理による光学活性なカルボン酸及び光学活性なN-アルキルアミド化合物の製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
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Agent (1):
長谷川 曉司
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997136636
Publication number (International publication number):1998327890
Application date: May. 27, 1997
Publication date: Dec. 15, 1998
Summary:
【要約】【課題】 N-アルキルアミド化合物を微生物学的に加水分解して、光学活性なカルボン酸及び光学活性なN-アルキルアミド化合物を工業的に効率よく製造する。【解決手段】 シュードモナス エスピーMCI3433(FERM-P16169)及びシュードモナス エスピーMCI3434(FERM-P16170)から選ばれる微生物の菌体及び/または該菌体処理物を、下記一般式(I)【化1】[上記一般式(I)中、R1、R2及びR3は特定の置換基である)で表される(RS)-アミド化合物と反応させ、加水分解により生成した下記一般式(II)【化2】(上記一般式(II)中、R1およびR2は既に定義した通り)で表される(R)-カルボン酸及び下記一般式(III)【化3】(上記一般式(III)中、R1、R2およびR3は既に定義した通り)で表される加水分解されなかった(S)-アミド化合物を得、次いでこれを単離することを特徴とする、(R)-カルボン酸及び(S)-アミド化合物の製造方法。
Claim (excerpt):
シュードモナス エスピー(Pseudomonas sp.)MCI3433(工業技術院生命工学工業技術研究所における受託番号:FERM-P16169)及びシュードモナス エスピー(Pseudomonassp.)MCI3434(工業技術院生命工学工業技術研究所における受託番号:FERM-P16170)から選ばれる微生物の菌体及び/または該菌体処理物を、下記一般式(I)【化1】[上記一般式(I)中、R1は置換基を有していても良い直鎖状もしくは分岐鎖状のC1〜C10のアルキル基、置換基を有していても良い直鎖状もしくは分岐鎖状のC2〜C10のアルケニル基、または置換基を有していても良い直鎖状もしくは分岐鎖状のC2〜C10のアルキニル基を表し、R2はハロゲン原子、置換基を有していても良い直鎖状もしくは分岐鎖状のC1〜C5のアルキル基を有していてもよいアミノ基、またはヒドロキシル基を表すか、R1とR2が結合してR1R2CHで【化2】{上記式中、R4はそれぞれ独立してカルボキシル基、ハロゲン原子、NO2、CN、直鎖状もしくは分岐鎖状のC1〜C4のアルキル基、直鎖状もしくは分岐鎖状のC1〜C4のアルコキシ基または-CONHR5(式中,R5は水素原子または直鎖状もしくは分岐鎖状のC1〜C4アルキル基を表す。)を表し、Xは-NH-または-O-を表し、pは0〜3の整数を表し、mは1または2を表し、nおよびrは0、1または2を表し、qは0または1を表す。但し、2≦m+n+r+q≦4である。またq=1でありかつn≠0のときはm≦n-1である}を表し、R3はメチル基、エチル基またはt-ブチル基を表す] で表される(RS)-アミド化合物と反応させ、加水分解により生成した下記一般式(II)【化3】(上記一般式(II)中、R1およびR2は、既に定義した通り。)で表される(R)-カルボン酸及び下記一般式(III)【化4】(上記一般式(III)中、R1、R2およびR3は既に定義した通り。)で表される加水分解されなかった(S)-アミド化合物を得、次いでこれを単離することを特徴とする、(R)-カルボン酸及び(S)-アミド化合物の製造方法。
IPC (4):
C12P 7/40
, C12N 1/20
, C12P 13/02
, C12R 1:38
FI (3):
C12P 7/40
, C12N 1/20 A
, C12P 13/02
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
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D-乳酸及びL-ラクトアミドの製造法
Gazette classification:公開公報
Application number:特願平6-285503
Applicant:三菱レイヨン株式会社
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特開平4-144697
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