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J-GLOBAL ID:200903039097740681

硝フッ酸廃液等の酸混合液の再生回収処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 藤本 昇
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995333563
Publication number (International publication number):1997176874
Application date: Dec. 21, 1995
Publication date: Jul. 08, 1997
Summary:
【要約】【課題】 金属の酸洗工程等において排出される硝フッ酸等の混合酸を含有する廃液中から、金属スラッジを除去して硝フッ酸等の混合酸を再生回収する方法に関し、数回のバッチ回数を経なくとも所望濃度のフッ酸を回収することができ、ひいては装置の立ち上げ運転の時間を大幅に短縮することを課題とする。【解決手段】 硝フッ酸廃液等の酸混合液を、アルカリで中和し金属等を沈澱分離した後、濾液をバイポーラ膜5、陽イオン交換膜6、陰イオン交換膜7を備えたバイポーラ膜装置4に供給して該バイポーラ膜装置4から酸とアルカリとを分離し再生回収する硝フッ酸廃液等の酸混合液の再生回収処理方法において、前記アルカリでの中和工程で生ずる中性塩であって、回収される混合酸を構成するアニオン成分のうち、混合酸中の全アニオン成分に対して存在する比率が、濾液中の全アニオン成分に対して存在する比率より低くなるアニオン成分を含む中性塩を、前記バイポーラ膜装置4への供給前に予め添加することを特徴とする。
Claim (excerpt):
硝フッ酸廃液等の酸混合液を、アルカリで中和し金属等を沈澱分離した後、濾液をバイポーラ膜(5) 、陽イオン交換膜(6) 、陰イオン交換膜(7) を備えたバイポーラ膜装置(4) に供給して該バイポーラ膜装置(4) から酸とアルカリとを分離し再生回収する硝フッ酸廃液等の酸混合液の再生回収処理方法において、前記アルカリでの中和工程で生ずる中性塩であって、回収される混合酸を構成するアニオン成分のうち、混合酸中の全アニオン成分に対して存在する比率が、濾液中の全アニオン成分に対して存在する比率より低くなるアニオン成分を含む中性塩を、前記バイポーラ膜装置(4) への供給前に予め添加することを特徴とする硝フッ酸廃液等の酸混合液の再生回収処理方法。
IPC (4):
C23G 1/36 ,  B01D 61/44 500 ,  C02F 1/469 ,  C25B 7/00
FI (4):
C23G 1/36 ,  B01D 61/44 500 ,  C25B 7/00 ,  C02F 1/46 103

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