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J-GLOBAL ID:200903039140509727

イベント順序補正方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴木 誠
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996051899
Publication number (International publication number):1997244984
Application date: Mar. 08, 1996
Publication date: Sep. 19, 1997
Summary:
【要約】【課題】 応答時間の上限を保証し、時間的に連続に処理する必要のあるアプリケーションに対し、過去に遡ることなく、イベントの順序逆転を補正する。【解決手段】 各イベント送信側計算機とイベント受信側計算機間の通信遅延時間を計測し(201)、そのうちの最大と最小通信遅延時間の差(最大通信遅延時間差:I)を計算して、これをイベント蓄積期間とする(202)。現在時刻T0からT0+Iの期間を一つのタイムスロットとして、イベントを蓄積するキューを準備する(203)。イベントが到着したら、該イベントをキューに蓄積し、タイムスタンプの古い順にソートする(204)。そして、T0+Iになったら、キュー内のイベントを処理ルーチンへ渡す(206)。イベントの順序補正は蓄積期間で閉じており、ある期間での順序結果が他の期間のイベント順序に影響を与えない。
Claim (excerpt):
複数のクライアント計算機が通信回線あるいはネットワークを介してサーバ計算機と接続されたクライアント・サーバ・システムにおいて、時刻が一致している環境で、各クライアント計算機(以下、イベント送信側計算機という)から発出されたイベントの処理順序をサーバ計算機(以下、イベント受信側計算機という)にて補正するイベント順序補正方法にであって、各イベント送信側計算機とイベント受信側計算機間の通信遅延時間を計測し、前記各イベント送信側計算機とイベント受信側計算機間の通信遅延時間の中で最大の通信遅延時間と最小の通信遅延時間の差(以下、最大遅延時間差という)を計算し、前記最大遅延時間差に基づいてイベント蓄積期間を設定し、前記イベント蓄積時間において、イベントを蓄積し、該イベントに付与されているタイムスタンプに基づいて発出順にソートする、ことを特徴とするイベント順序補正方法。
IPC (5):
G06F 13/00 357 ,  G06F 13/00 351 ,  A63F 9/22 ,  G06F 9/46 360 ,  G06F 15/163
FI (5):
G06F 13/00 357 Z ,  G06F 13/00 351 C ,  A63F 9/22 G ,  G06F 9/46 360 F ,  G06F 15/16 310 B

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