Pat
J-GLOBAL ID:200903039154132642

5-(2,4-ジフルオロフエニル)-サリチル酸の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 伊藤 武雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991361474
Publication number (International publication number):1993085986
Application date: Dec. 27, 1991
Publication date: Apr. 06, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【構成】 有機金属誘導体と適当な置換ベンゼンとを遷移金属ベース触媒の存在下に反応せしめることを特徴とする式(式中Rは水素原子、線状もしくは分岐状C1〜C5アルキル、置換基を有し、または有せざるフェニルまたはベンジル基;R1は水素原子、カルボキシル基、またはカルボキシル前駆基)で表されるビフェニル誘導体を得、所望によりエーテル基を加水分解し、また所望によりカルボキシル化、またはR1の変換でカルボキシル基にすることからなる5-(2,4-ジフルオロフェニル)-サリチル酸の製造方法。【効果】 抗炎症作用を有する5-(2,4-ジフルオロフェニル)-サリチル酸の工業的製法を提供する。
Claim (excerpt):
式(II)Ar1-Q (II)で表される有機金属誘導体と式(III)Ar2-Y (III)で表される化合物(式中Qは銅原子またはMXn基を表し;Mはマグネシウム、亜鉛、カドミウム、水銀、ホウ素およびアルミニウムから選ばれる金属;Mがマグネシウム、亜鉛、カドミウムまたは水銀の時、Xは塩素、臭素又はヨウ素原子でnは1であり;Mがホウ素の場合、Xは塩素、臭素、ヨウ素、水酸基、またはC1〜C3アルコキシ基でnは2であり;Mがアルミニウムの場合、XはC1〜C4アルキル基でnは2であり;Yは塩素、臭素、ヨウ素又はトリフルオロメタン スルホニルオキシ基;Ar1およびAr2はそれぞれ異なり、化1【化1】のジフルオロフェニル基または化2【化2】のフェノール誘導体;但しRは水素原子、線状もしくは分岐状C1〜C5アルキル基、置換基を有し、あるいは有せざるフェニル基もしくはベンジル基であり、R1は水素原子、カルボキシル基もしくはカルボキシ前駆基を各々表す)とを遷移金属(O)ベース触媒の存在下で反応させて化3【化3】で表されるビフェニル誘導体を得、所望によりエーテル基を加水分解し、また所望によりカルボキシル化、またはR1の変換でカルボキシル基にすることからなる5-(2,4-ジフルオロフェニル)-サリチル酸の製造方法。
IPC (6):
C07C 65/05 ,  B01J 27/10 ,  B01J 27/128 ,  B01J 31/12 ,  C07C 51/00 ,  C07B 61/00 300

Return to Previous Page