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J-GLOBAL ID：200903039328305932

固体電解コンデンサ及びその製造方法

Inventor： 荒井 智久 ,  深海 隆 ,  西山 利彦 ,  谷口 博通 ,  小林 淳
Applicant, Patent owner： 日本電気株式会社
Agent (1)： 京本 直樹 (外2名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1995303967
Publication number (International publication number)：1996213285
Application date： Nov. 22, 1995
Publication date： Aug. 20, 1996
Summary：

【要約】【課題】 導電性高分子を固体電解質とする固体電解コンデンサにおいて、外装時の応力によって酸化皮膜が損傷し、漏れ電流が増加するのを防ぐ。【解決手段】 弁作用を有する金属の陽極体1の表面に形成された酸化皮膜2上に化学重合により導電性高分子のみからなる第一の固体電解質層3が形成されている。次に化学重合の反応液中に導電性高分子より硬い材料からなる微粉末を分散させた液を用いて化学重合を行い、微粉末を含有する導電性高分子からなる第二の固体電解質層4を第一の固体電解質層3上に形成する。これにより、樹脂外装8の硬化の際に応力が発生しても、微粉末を含有する導電性高分子からなる固体電解質層4によって酸化皮膜2に応力が加わるのを防ぎ、漏れ電流の増加を抑制する。

Claim (excerpt)：

弁作用を有する金属からなる陽極体と、前記陽極体の表面に形成された酸化皮膜と、前記酸化皮膜上に形成された導電性高分子のみからなる第一の固体電解質層と、前記第一の固体電解質層上に前記導電性高分子より硬い物質からなる微粉末を含有する導電性高分子からなる第二の固体電解質層と、前記第二の固体電解質層上に形成された金属層とを有する固体電解コンデンサ。

FI (3)：

H01G 9/02 331 F ,  H01G 9/02 331 G ,  H01G 9/02 331 H