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J-GLOBAL ID:200903039339672724
耐応力腐食割れ性に優れた航空機ストリンガ-用アルミニウム合金板およびその製造方法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
福田 保夫 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1999329090
Publication number (International publication number):2000212673
Application date: Nov. 19, 1999
Publication date: Aug. 02, 2000
Summary:
【要約】【課題】 ストリンガー素材を段付冷間圧延、予加熱処理および溶体化処理した後の結晶粒の平均厚さが、段付冷間圧延加工度が高い部位でも40μm以下であり、且つアスペクト比は全長にわたって4以上で、敷居応力が250MPa以上の優れた耐応力腐食割れ性を有する航空機ストリンガー用アルミニウム合金板およびその製造方法を提供する。【解決手段】 Zn:5.1〜8.4 %、Mg:1.8〜3.0 %、Cu:1.2〜2.6 %を含有し、さらにCr:0.35 %以下、Mn:0.35 %以下、Zr:0.25 %以下のうちの1種または2種以上を含有し、残部Alおよび不純物からなり、結晶粒の平均厚さが25μm以下で、アスペクト比(平均結晶粒長さ/平均結晶粒厚さ)が4以上のアルミニウム合金板であり、このアルミニウム合金板に加工度90%以下の範囲で部分的に異なる加工度の冷間圧延を行い、350〜400°Cで予加熱処理後、溶体化処理を行っても、結晶粒の平均厚さが、加工度が30%未満では25μm以下、加工度が30〜90%では40μm以下で、アスペクト比はいずれも4以上を維持する。
Claim (excerpt):
Zn:5.1〜8.4 %(重量%、以下同じ)、Mg:1.8〜3.0 %、Cu:1.2〜2.6 %を含有し、さらにCr:0.35 %以下(0%を含まず、以下同じ)、Mn:0.35 %以下、Zr:0.25 %以下のうちの1種または2種以上を含有し、残部Alおよび不純物からなり、結晶粒の平均厚さが25μm以下で、アスペクト比(平均結晶粒長さ/平均結晶粒厚さ)が4以上のアルミニウム合金板であり、該アルミニウム合金板に加工度90%以下の範囲で部分的に異なる加工度の冷間圧延を行い、その後、350〜400°Cの温度での予加熱処理後溶体化処理を行っても、前記加工度が30%未満では結晶粒の平均厚さ25μm以下、アスペクト比4以上を維持し、前記加工度が30〜90%の範囲では結晶粒の平均厚さ40μm以下、アスペクト比4以上を維持することを特徴とする耐応力腐食割れ性に優れた航空機ストリンガー用アルミニウム合金板。
IPC (10):
C22C 21/10
, C22F 1/053
, C22F 1/00 604
, C22F 1/00 640
, C22F 1/00 685
, C22F 1/00 686
, C22F 1/00 691
, C22F 1/00
, C22F 1/00 692
, C22F 1/00 694
FI (10):
C22C 21/10
, C22F 1/053
, C22F 1/00 604
, C22F 1/00 640 A
, C22F 1/00 685 Z
, C22F 1/00 686 B
, C22F 1/00 691 B
, C22F 1/00 691 A
, C22F 1/00 692 A
, C22F 1/00 694 A
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