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J-GLOBAL ID:200903039344427088

重金属・シアン化合物により汚染された土地の修復方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 柳澤 孝成
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996193147
Publication number (International publication number):1998034124
Application date: Jul. 23, 1996
Publication date: Feb. 10, 1998
Summary:
【要約】【課題】重金属塩による汚染と共にシアン化合物による汚染も併存する複合汚染土地の汚染土壌を安価な薬剤を使用して包括的に浄化し、広い汚染土地を環境基準等に適合するように修復する方法を提供する。【解決手段】汚染土地を一定の間隔及び深さごとに分析し、汚染物質に対応して汚染土壌を区分し、各区分ごとに汚染物質に対応する薬剤を用いてスラリー状で洗浄することにより薬剤使用量を大幅に低減する。且つ、第一鉄塩の添加により残存汚染物質を不溶化し、残存汚染物質の溶出を環境基準以下に抑制する。
Claim (excerpt):
重金属塩(ア)及び、又はシアン化合物(イ)により汚染された土壌が併存する土地の汚染土壌を鉱酸又は無機アルカリを用いてスラリー法により浄化するに際し、(1)予め汚染土壌を分析して、重金属塩(ア)のみにて汚染された土壌A、シアン化合物(イ)のみにて汚染された土壌B、重金属塩(ア)及びシアン化合物(イ)の両者にて汚染された土壌Cに区分する(2)上記土壌Aは希薄鉱酸と常温乃至加温下に混合して重金属を抽出した後、固液分離し、土壌を中和する(3)上記土壌Bは希薄無機アルカリと常温乃至加温下に混合してシアン化合物を抽出した後、固液分離し、土壌を中和する(4)上記土壌Cは逐次、希薄無機アルカリと常温乃至加温下に混合してシアン化合物を抽出し固液分離する操作、また希薄鉱酸と常温乃至加温下に混合して重金属を抽出し固液分離する操作を順序に構わず行った後、中和する(5)上記中和後の各土壌に第一鉄塩を添加する、ことを特徴とする汚染土地の修復方法。
IPC (3):
B09C 1/02 ,  B09C 1/08 ,  B09B 3/00 ZAB
FI (2):
B09B 3/00 304 K ,  B09B 3/00 ZAB

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