Pat
J-GLOBAL ID:200903039453950947
無フッ素チタノセンおよびその用途
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
萼 経夫 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993107425
Publication number (International publication number):1994041170
Application date: Apr. 09, 1993
Publication date: Feb. 15, 1994
Summary:
【要約】【構成】式Iまたは式IIのピリミジン配位子を含む無フッ素チタノセン化合物およびその組成物、並びに塗料、印刷インク、印刷板、歯科用組成物、レジスト材料の製造のためにまた特にホログラフィ記録のための像-記録材料としての使用法。R1 :シクロペンタジエニル- 基、Q:ピリミジニル基等、R4 :Cl 、Br 、I等、R5 :C1 〜C12アルコキシ基、酸素中断のC2 〜C12アルコキシ基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、テトラヒドロフルフリルオキシ基、C2〜C6 アルケニルオキシ基等、Y:Cl 、Br 、I、CN、SCN、-O-SO2-CH3 、X:-O-、-S-、メチレン基、エチレン基等、A:C1 〜C12アルキレン基、又は-X-A-X-:直接結合。【効果】安定でかつ効果的な光重合開始剤であり、とりわけフッ素を含有しないため、取り扱い、製造および廃棄において有利である。【化1】【化2】
Claim (excerpt):
式Iまたは式II【化1】【化2】(式中、双方のR1 は、互いに独立して、シクロペンタジエニル- 基、インデニル- 基または4,5,6,7-テトラヒドロインデニル- 基を表わし、これらの基は、未置換または炭素原子数1ないし18のアルキル基、炭素原子数1ないし18のアルコキシ基、炭素原子数2ないし18のアルケニル基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、炭素原子数1ないし4アルキル-炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、フェニル基、ナフチル基、フェニル-置換の炭素原子数1ないし12のアルキル基、-Si(R2 )3、-Ge(R2 )3、シアノ基、Cl 、Br もしくはIにより置換されており、そして、二つの基のR2 は、互いに独立して、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、または未置換もしくは炭素原子数1ないし6のアルキル-置換のフェニル基もしくはベンジル基を表わし、Qは基【化3】または【化4】を表わし、Zは-NR10-、-O-または-S-を表わし、YはCl 、Br 、I、CN、SCN、-O-CO-CH3 、-O-CO-フェニルまたは-O-SO2-CH3 を表わし、nは1または2を表わし、mは0または1を表わし、nおよびmの合計は2でなければならず、R3 、R4 およびR5 は、互いに独立して、水素原子、Cl 、Br 、I、未置換または炭素原子数1ないし4のアルコキシ-、炭素原子数5ないし6のシクロアルキル-もしくはフェニル-置換の炭素原子数1ないし12のアルキル基、未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル-置換の炭素原子数3ないし8のシクロアルキル基、またはアダマンチル基を表わすか、または、R3 、R4 およびR5 は、フェニル基、ピリル基、フリル基、チエニル基、イミダゾリル基、ピリジル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリル基またはビフェニリル基を表わし、該フェニル基、ピリル基、フリル基、チエニル基、イミダゾリル基、ピリジル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリル基およびビフェニリル基は、未置換または炭素原子数1ないし12のアルキル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基、Cl 、Br 、I、炭素原子数1ないし8のアルキルチオ基、-NR8 R9 、フェニル基、フェニルチオ基もしくは/および炭素原子数1ないし10のアルコキシ基により置換されており、または、R3 、R4 およびR5 は、未置換の炭素原子数2ないし12のアルケニル基、または未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル-、炭素原子数1ないし4のアルコキシ-、炭素原子数1ないし4のアルキルチオ-、Cl -、Br -、もしくはI-置換のフェニル基または【化5】により置換された炭素原子数2ないし12のアルケニル基を表わすか、または、R3 、R4 およびR5 は、未置換または炭素原子数5ないし8のシクロアルキル-もしくはフェノキシ-置換の炭素原子数1ないし12のアルコキシ基、一個またはそれ以上の酸素原子により中断された炭素原子数2ないし12のアルコキシ基、未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル-置換の炭素原子数3ないし12のシクロアルコキシ基、未置換または炭素原子数1ないし4のアルコキシ-および/もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換のフェノキシ基、未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル-置換のベンジルオキシ基、テトラヒドロフルフリルオキシ基、炭素原子数2ないし6のアルケニルオキシ基、-O-Si(R7 )3、炭素原子数1ないし8のアルキルチオ基、炭素原子数3ないし8のシクロアルキルチオ基、未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル-および/もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ-置換のベンジルチオ基、未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル-および/もしくは炭素原子数1ないし4のアルコキシ-置換のフェニルチオ基、-S(O)R8 、-SO2 R8 、-N(R9 )2 、【化6】または【化7】を表わし、該R3 およびR4 は同時には水素原子を表わさず、そして基【化8】における少なくとも一個のR3 またはR4 は、未置換または炭素原子数5ないし8のシクロアルキル-もしくはフェノキシ-置換の炭素原子数1ないし12のアルコキシ基、一個またはそれ以上の酸素原子により中断された炭素原子数2ないし12のアルコキシ基、未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル-置換の炭素原子数3ないし12のシクロアルコキシ基、未置換または炭素原子数1ないし4のアルコキシ-および/もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換のフェノキシ基、未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル-置換のベンジルオキシ基、テトラヒドロフルフリルオキシ基、または炭素原子数2ないし6のアルケニルオキシ基を表わし、そしてZが-NR10-を表わす場合において、R3 およびR4 は、Cl 、BrまたはIを表わし、二個の基R6 は、互いに独立して、炭素原子数1ないし4のアルキル基または炭素原子数2ないし10のアルケニル基を表わすか、または、二個の基R6 は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、モルホリノ基を形成し、R7 は、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、または未置換もしくは炭素原子数1ないし6のアルキル-置換のフェニル基を表わし、R8 は、未置換もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-置換のフェニル基または、炭素原子数4ないし6のα-第三級アルキル基を表わし、R9 は、未置換またはフェニル-、炭素原子数7ないし12のアルキルフェニル-、炭素原子数5ないし8のシクロアルキル-、もしくは炭素原子数1ないし4のアルキル-炭素原子数5ないし8のシクロアルキル-置換の炭素原子数1ないし8のアルキル基、炭素原子数2ないし8のアルケニル基、未置換または炭素原子数1ないし4のアルキル-置換の炭素原子数5ないし8のシクロアルキル基、炭素原子数6ないし20のシクロアルケニルアルキル基、未置換または炭素原子数1ないし12のアルキル-置換のフェニル基、基【化9】または【化10】を表わし、加えて、-N(R9 )2 における二つの基のR9 は、同一または異なっており、そしてそれらが結合する窒素原子と一緒になって、該窒素原子に加えて別の窒素原子、酸素原子または硫黄原子を含みうるところの5員-または6員-複素環を形成することができ、または該二つの基のR9 は、それらが結合する窒素原子と一緒になって、基【化11】または【化12】を形成することができ、R10は、R9 について定義されたものを表わすか、またはさらにナフチル基、ビフェニリル基、ピリジル基またはピリミジニル基を表わし、これらの基は未置換またはCl 、Br 、I、NO2 、炭素原子数1ないし12のアルキル基、炭素原子数1ないし10のアルコキシ基、炭素原子数1ないし8のアルキルチオ基、フェニルチオ基、モルホリノ基または-N(炭素原子数1ないし4アルキル)2を表わすか、またはR10は、Cl 、Br 、I、NO2 、炭素原子数1ないし10のアルコキシ基、炭素原子数1ないし8のアルキルチオ基、フェニルチオ基、モルホリノ基または-N(炭素原子数1ないし4アルキル)2 により置換されたフェニル基を表わし、Xは、-O-、-S-、【化13】、メチレン基またはエチレン基を表わし、そしてAは、炭素原子数1ないし12のアルキレン基を表わすか、または-X-A-X-は直接結合を表わす。)で表わされる化合物。
IPC (6):
C07F 17/00
, C08F 4/16
, C08K 5/56
, G03C 1/735
, G03F 7/029
, C07F 7/28
Return to Previous Page