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J-GLOBAL ID:200903039499084837
高分子イオン交換膜の不純物除去方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
下出 隆史 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993243655
Publication number (International publication number):1995068186
Application date: Sep. 03, 1993
Publication date: Mar. 14, 1995
Summary:
【要約】【目的】 高分子イオン交換膜を塑性変形させることなく膜のイオン交換機能の維持を図る。【構成】 陽イオン交換膜であるパーフルオロカーボンスルフォン酸ポリマー膜を、まず、過酸化水素水の中に浸漬し、加熱処理する。次いで、純水中にて加熱・洗浄し、その後、この陽イオン交換膜を希硝酸水溶液中で加熱処理する。この際、加熱処理温度は、希硝酸水溶液の沸点又は陽イオン交換膜のガラス転移点温度(120±5°C)のいずれか低い方の温度を下回る温度(下限温度40°C)とし、更に100°C,120°Cの加熱温度の場合には2気圧の加圧環境下とする。続いて、希硝酸水溶液から取り出した陽イオン交換膜を、純水中にて加熱・洗浄し、真空乾燥に付す。こうすることで、希硝酸水溶液を沸騰させることなく、しかも陽イオン交換膜のガラス転移点温度を下回る温度で、陽イオン交換膜を加熱処理する。
Claim (excerpt):
陽イオンまたは陰イオンに対するイオン交換基を備え陽陰いずれかのイオンを選択的に透過する高分子イオン交換膜の不純物除去方法であって、前記高分子イオン交換膜を水溶液中で加熱処理する工程を含み、該工程における加熱処理温度を前記水溶液の沸点又は前記高分子イオン交換膜のガラス転移点温度のいずれか低い方の温度を下回る温度としたことを特徴とする高分子イオン交換膜の不純物除去方法。
IPC (5):
B01J 47/12
, H01M 8/02
, H01M 8/04
, H01M 8/10
, C08J 5/22
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