Pat
J-GLOBAL ID:200903039564096503
多孔質複合シートおよび多孔質炭素材の製造方法
Inventor:
,
,
,
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
鍬田 充生 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994266229
Publication number (International publication number):1996104579
Application date: Oct. 04, 1994
Publication date: Apr. 23, 1996
Summary:
【要約】【目的】 軽量であっても機械的強度が高く、均質性、熱伝導性、ガス透過性などに優れる多孔質炭素材用の多孔質複合シートを得る。【構成】 炭素繊維化可能な繊維又は炭素繊維とフェノール樹脂などの熱硬化性樹脂とを含み、繊維径又は繊維含有量が異なる複数の抄紙体1a〜1cを作製する。繊維径又は繊維含有量の順に厚み方向に複数の抄紙体1a〜1cが積層された積層体をベルト2a,2b間で挾圧し、樹脂の硬化を抑制しつつ加熱加圧成形し、成形シート4を作製する。前記積層体に代えて、厚み方向に繊維径又は繊維含有量が連続的又段階的に異なる抄紙体を用いてもよい。成形シート4を、対向面が平滑面で構成された金型5a〜5c間にクリアランスを有するように配置し、樹脂の溶融温度以上に加熱して膨脹・硬化させ、多孔質複合シート6を得る。多孔質複合シートの炭化又は黒鉛化により、平均気孔径が厚み方向に連続的又は段階的に大きく、ガス透過性を有する多孔質炭素材を得る。
Claim (excerpt):
炭素繊維化可能な繊維及び/又は炭素繊維と、炭化又は黒鉛化可能な熱硬化性樹脂とを含む抄紙構造の抄紙体を、前記樹脂の硬化を抑制しつつシート状に加熱加圧成形し、得られた成形シートを対向面が平滑面からなる金型内にクリアランスを有するように配置し、前記樹脂の溶融温度以上に加熱して膨脹させるとともに樹脂を硬化させて成形する方法であって、厚み方向に前記繊維の繊維径又は繊維含有量が連続的又段階的に異なる抄紙体を用いる多孔質複合シートの製造方法。
IPC (4):
C04B 38/00 303
, C04B 38/00 304
, C04B 35/80
, C04B 35/83
FI (2):
C04B 35/80 B
, C04B 35/52 E
Return to Previous Page