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J-GLOBAL ID:200903039648308654

ポリオレフィン樹脂組成物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴木 俊一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993005107
Publication number (International publication number):1994116451
Application date: Jan. 14, 1993
Publication date: Apr. 26, 1994
Summary:
【要約】【構成】本発明のオレフィン樹脂組成物は、[A]変性プロピレン系重合体:100重量部と、[B]特定の構造式で表される環状オレフィン系重合体の変性物:5〜100重量部と、[C]アミノ基含有化合物:0.001〜10重量部と接触させて得られうる組成物である。ここで環状オレフィン系重合体は、()特定の環状オレフィン系ランダム共重合体、()特定の環状オレフィン開環重合体、()環状オレフィン開環共重合体、および、()上記()または()の水素添加物である。【効果】本発明のポリオレフィン樹脂組成物は、耐熱性、耐衝撃性、剛性、成形性、耐傷付性、耐薬品性、耐溶剤性等の特定のバランスがよい。
Claim (excerpt):
[A]プロピレン系重合体を不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性した変性プロピレン系重合体:100重量部と、該変性プロピレン系重合体100重量部に対し、[B]下記()〜()よりなる群から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系重合体を不飽和カルボン酸またはその誘導体で変性した変性環状オレフィン系重合体:5〜100重量部と、[C]アミノ基含有化合物:0.001〜10重量部とを接触させて得られうることを特徴とするポリオレフィン樹脂組成物;() エチレンと次式[I]または[II]で表される環状オレフィンとの共重合体であって、135°Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gの範囲にあり、軟化温度(TMA)が70°C以上である環状オレフィン系ランダム共重合体;() 次式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体であって、135°Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gの範囲にあり、軟化温度(TMA)が70°C以上である環状オレフィン開環重合体;() 次式[I]または[II]で表される2種以上の環状オレフィンの開環共重合体であって、135°Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gの範囲にあり、軟化温度(TMA)が70°C以上である環状オレフィン開環共重合体;() 上記()または()の水素添加物;【化1】...[I][式[I]中、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、rは0または1であり、R1 〜R18、Ra、Rbは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基よりなる群から選ばれる原子もしくは基を表し、R15〜R18は、互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、また、R15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい];【化2】...[II][式[II]中、pおよびqは0または1以上の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1〜R19は、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、脂肪族炭化水素基、脂環族炭化水素基、芳香族炭化水素基およびアルコキシ基よりなる群から選ばれる原子もしくは基を表し、R9が結合している炭素原子とR13が結合している炭素原子またはR10が結合している炭素原子とR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、また、n=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい]。
IPC (2):
C08L 23/26 LDA ,  C08K 5/17 KEV

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