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J-GLOBAL ID:200903039724901785

気道ガスのラマン分光装置およびラマン分光方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993059682
Publication number (International publication number):1994242002
Application date: Feb. 24, 1993
Publication date: Sep. 02, 1994
Summary:
【要約】【目的】 患者の気道ガスの組成および濃度をラマン分光技術により測定する装置および方法を提供する。【構成】 レーザビーム15が、ガスサンプル14が流れる光導波管13の長手軸に沿って伝わり、該管長全体にラマン散乱を生ずる。このラマン散乱光16は、該管の両端から放射され、レンズ17により平行光線にされ、レーザ線排除フィルタ19、レンズ21、スリット23を介して分光計25に導かれる。分光計25は、回折格子分光計27を備えており、スリット23から導かれたスペクトル線が該格子27によりラマンシフトし、該ラマンシフト光28が光センサアレイ29に分散される。光センサアレイ29は、混合ガスからのラマン散乱のスペクトル全体を同時に測定する。この測定結果は、計算手段30に送られ、ガス14の相対または絶対濃度が決定される。
Claim (excerpt):
一つの測定において患者の気道に存在する所定ガスN(N>1)の各々の濃度を決定するための装置であって、患者の気道に存在する所定ガス群の少なくとも一つにラマン散乱を促進するよう選択された、所定ビーム軸に沿った、所定波長λ0の入射光ビームと、患者の気道からガスを受取って一時的に保持するサンプルセルであって、ビーム軸に沿って波長λ0の光に対して比較的透明であり、セル内ガスが光ビームにより照明されるように光ビームを受けるように設置されており、かつセル内の一つのガスによりラマン散乱を受ける所定波長の光の出口領域を持つサンプルセルと、ビーム入口と波長分散手段を持ち、ビーム入口で受けた光ビームを、各々の光線束が異なる光波長間隔を有する光線からなる複数の光線束に分散するための波長分散手段に向ける分光器手段と、サンプルセル内の一つ以上のガスによりラマン散乱を受ける光ビームの部分を受け、光ビームのこれらの部分を分光器手段のビーム入口に向ける集光手段と、各々の光検出器が、分光器手段からの狭い波長領域を有する複数の波長分散光線束の一つを受光し、受光したラマン散乱光の量を表す光検出器出力信号を発する光検出器のアレイと、二つ以上の光検出器からの光検出器出力信号を受け、各光検出器により受光されたラマン散乱光の相対量または絶対量を出力信号として決定し発するための波長配分手段と、波長配分手段出力信号を受け、未知濃度パラメータciにおける線形等式の系として、既知のラマン散乱光スペクトルを持つ所定ガスNの未知濃度ci(i=1,2・・・,N)値を表し、かつ未知濃度ciを決定するための計算手段と、からなることを特徴とするラマン分光装置。
IPC (2):
G01N 21/65 ,  A61B 5/08
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (11)
  • 特開昭60-053834
  • 特開昭64-073239
  • 特開昭49-014136
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