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J-GLOBAL ID:200903040031272871

編成車両における車体傾斜制御システム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 足立 勉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992116359
Publication number (International publication number):1993310125
Application date: May. 08, 1992
Publication date: Nov. 22, 1993
Summary:
【要約】【目的】 開始指令を一括伝送可能でありながら、連続する曲線間隔が編成車両長よりも短い場合においても各車両においてそれぞれ該当する曲線に対する好適な傾斜制御が行える車体傾斜制御システムを提供すること。【構成】 傾斜制御装置SC2〜SC8(以下は8号車V8の傾斜制御装置SC8を例にとって説明する。)においては、傾斜タイミング指令の入力時に、前の曲線に対する傾斜制御が終了していない場合にでも、その時点(d82,d83)でのカウンタ値をカウンタ記憶値X1,X2として記憶した上で積算を続ける。また、傾斜制御の終了時(d91,d92)には、最先に記憶されたカウンタ記憶値X1を現在のカウンタ値から減算してプリセットするため、これから傾斜制御に用いられるカウンタ値は、常に対応する傾斜タイミング指令が入力した時点からの積算値となる。
Claim (excerpt):
振子装置を介して車体を支持した車両を複数編成した編成車両に搭載され、曲線位置を検知して上記編成車両全体の車体傾斜制御を総括するための指令制御装置を備えると共に、各車両には、相対距離積算カウンタのカウンタ値に基づき、所定位置より上記振子装置を制御して車体傾斜を行わせる傾斜制御装置をそれぞれ備えた編成車両における車体傾斜制御システムにおいて、上記指令制御装置は、上記編成車両が曲線から所定距離だけ手前に位置したとき、傾斜制御の開始を指示する傾斜タイミング指令を上記各傾斜制御装置に対して一度に出力する指令出力手段を備え、上記各傾斜制御装置は、上記傾斜タイミング指令の入力時に、その指令に対応する曲線より前の曲線に対する傾斜制御が終了したか否かを判断し、終了していれば上記カウンタ値をリセットし、未終了であればその時点でのカウンタ値をカウンタ記憶値として記憶しておく第1カウンタ値制御手段と、上記傾斜制御の終了時に上記カウンタ記憶値がある場合には、最先に記憶された上記カウンタ記憶値を現在のカウンタ値から減算してプリセットする第2カウンタ値制御手段と、を備えたことを特徴とする編成車両における車体傾斜制御システム。
IPC (2):
B61F 5/38 ,  B61F 5/44
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
  • 特開昭59-199364
  • 特公昭49-013723

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