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J-GLOBAL ID:200903040098502480

燃料電池から触媒金属及びスルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを回収する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 平木 祐輔 ,  渡辺 敏章 ,  関口 鶴彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002336348
Publication number (International publication number):2004171921
Application date: Nov. 20, 2002
Publication date: Jun. 17, 2004
Summary:
【課題】使用済み燃料電池からの触媒金属の回収を容易にするとともに、同じく高価で有用な材料であるスルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを劣化度の少ないものを選別して回収する。【解決手段】スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーからなる電解質膜aと、ガス拡散電極bとで構成される膜/電極接合体(MEA)を有する固体高分子型燃料電池から、(1)膜/電極接合体の溶解処理を行う溶解工程、(2)前記工程の混合物から、フッ素ポリマーを含有する溶液部分と、触媒担持の導電性担体不溶物部分とに固液分離する工程、(3)前記分離工程で得られた触媒金属担持の導電性担体不溶物部分から触媒金属を回収する工程、(4)前記分離工程で得られたフッ素ポリマー溶液に塩を添加してフッ素ポリマーのスルホン酸基をアルカリ塩又はアルカリ土類塩とするとともに、分子量の大きさに選別してスルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを回収する。【選択図】 図4
Claim (excerpt):
スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーからなる電解質膜(a)と、該電解質膜に接合される、触媒金属を担持した導電性担体とプロトン伝導性ポリマーからなる電極触媒を主要構成材料とするガス拡散電極(b)とで構成される膜/電極接合体(MEA)を有する固体高分子型燃料電池から、触媒金属及びスルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを回収する方法において、 (1)該スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを溶解する溶媒中で該膜/電極接合体の溶解処理を行う溶解工程、 (2)前記溶解工程で得られた混合物から、該スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーを含有する溶液部分と、触媒金属を担持した導電性担体を含む不溶物部分とに固液分離する工程、 (3)前記分離工程で得られた触媒金属を担持した導電性担体を含む不溶物部分から触媒金属を回収する工程、 (4)前記分離工程で得られたスルホン酸基を有する含フッ素ポリマー溶液に塩を添加して該スルホン酸基を有する含フッ素ポリマーのスルホン酸基をアルカリ塩又はアルカリ土類塩とするとともに、クロマトカラムにて分子量の大きさに選別して含フッ素ポリマーを回収する工程、 を含むことを特徴とする固体高分子型燃料電池用材料の回収方法。
IPC (8):
H01M8/02 ,  B01D53/22 ,  B01D69/06 ,  B01D71/32 ,  B01D71/66 ,  H01M4/88 ,  H01M8/04 ,  H01M8/10
FI (8):
H01M8/02 P ,  B01D53/22 ,  B01D69/06 ,  B01D71/32 ,  B01D71/66 ,  H01M4/88 Z ,  H01M8/04 Z ,  H01M8/10
F-Term (26):
4D006GA41 ,  4D006HA41 ,  4D006MA03 ,  4D006MC28X ,  4D006MC61X ,  4D006NA01 ,  4D006NA34 ,  4D006NA63 ,  4D006PB62 ,  4D006PB66 ,  4D006PB70 ,  4D006PC80 ,  5H018AA06 ,  5H018BB00 ,  5H018BB01 ,  5H018BB16 ,  5H018EE03 ,  5H018EE05 ,  5H026AA06 ,  5H026AA08 ,  5H026BB00 ,  5H026BB01 ,  5H026BB10 ,  5H026CX05 ,  5H027AA06 ,  5H027DD09

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