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J-GLOBAL ID:200903040144585396

裏込め材注入方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小堀 益
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994012563
Publication number (International publication number):1995217383
Application date: Feb. 04, 1994
Publication date: Aug. 15, 1995
Summary:
【要約】【目的】 テールボイド内に残留する液状体の含水比を低下させてテールボイドの安定を図ること。【構成】 推進完了後の裏込め注入の際、裏込め材Bの中にあらかじめ膨張剤を混入して注入を行い、注入後の裏込め材の膨張を利用してテールボイド12の安定を図る。テールボイド12内の液状体Aは、裏込め注入の際に調圧弁を利用しながら或る程度抜き取られ、これと入れ替わりに、裏込め材Bがテールボイド12の容積の半分程度入る。次に、裏込め材Bに混入している膨張剤が膨張することにより、テールボイド12に残留している液状体Aの水分が押し出される。これにより、テールボイド12の含水比が低下して地山1と同程度のものとなり、テールボイド12は安定したものとなる。また、膨張剤の膨張は緩やかに行われるので、テールボイド12の圧力が過大になることがない。
Claim (excerpt):
掘進機より径大のカッタによりオーバーカットを行い、かつ前記掘進機のフード部の外径を前記掘進機のフード部より後方部分の外径より径大にするか、或いは、前記掘進機の外径を前記掘進機に後続する推進管の外径よりも径大として、前記掘進機及び推進管と地山との間にテールボイドを形成し、このテールボイド内に目詰め材高含有の液状体が充満された状態にして地山との摩擦を低減し、低推力による長距離推進を行う推進工法において、前記掘進機及び推進管の推進完了後、前記テールボイド内に裏込め材を注人をする際に、前記テールボイドの液状体をその圧力を低下させずに抜き取りつつ、これと入れ替わりに膨張剤を混入した裏込め材を注入し、この裏込め材注入終了後に前記膨張剤を緩やかに膨張させ、テールボイドに残留する目詰め材高含有の液状体の水分を地山側に押し出してテールボイド内の含水比を低下させることによりテールボイドの安定をはかることを特徴とする裏込め材注入方法。
IPC (2):
E21D 11/00 ,  E21D 9/06 311

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