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J-GLOBAL ID:200903040269734059

自動引き込み装置を有する家具

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 越智 俊郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003141102
Publication number (International publication number):2004344188
Application date: May. 19, 2003
Publication date: Dec. 09, 2004
Summary:
【課題】自動引き込み装置において、移動部品の耐久性を向上させる。【解決手段】相対移動する2つのレールの一方に、平行壁面14A,14Bを有する長細いケース14に駒部品16を配設し、これに一方の壁面14B側に偏寄させた弾力性部材18を作用させ、通常時は、他の壁面14A寄りに設けた第1凹部16K1に、他方のレール側に設けたレール係合凸部20を係合させた状態で引出体を引き出し、途中でケース係合凹部14Hに係合凸部16Tが係止して、レール係合凸部が第1凹部から抜け出る。例外時には、レール係合凸部を第1凹部の前側所定位置に設けた第2凹部16K2に係合可能に構成しており、この係合状態で引き出し、機能を復帰させる。収納時には、レール係合凸部が第1凹部に進入係合でき、その後自動的に引き込まれる。【選択図】 図3
Claim (excerpt):
キャビネット等の家具の引出体と本体との間に設けられたガイドレール機構において、 ガイドレール機構は、少なくとも本体側に装着された本体側レールと引出体側に装着された引出体側レールとを有し、以下の一方のレールとは本体側レールであり、他方のレールとは引出体側レール、又は中間レールのある複式の場合であって該中間レールと引出体側レールが収納の後半過程において一体収納される機構を有する場合は、他方のレールは引出体側レールでも中間レールでもよく、 一方のレールに細長ケース(14)を引き出し方向である前後方向が長くなるように装着し、該ケースは互いに平行な左右壁面(14A,14B)領域を有し、 該左右壁面間に配設されて、該壁面間隔と概ね同じ幅を有して前後方向に移動可能な駒部品(16)を有し、該駒部品の後方移動を規制する規制凸部(14T)が前記ケースの所定位置に設けられており、 駒部品の後部であって、前記左右壁面の何れかの壁面側に偏寄した位置に一端を有し、ケースの前記規制凸部よりも後方であって、前記偏寄した側の壁面(14B)寄りの位置に他端を有し、駒部品を常時後方に引き寄せる付勢力を与える弾力性部材(18)を設け、 駒部品には、前記弾力性部材一端位置よりも前方であって、該一端から遠い側の壁面(14A)寄りの位置に第1凹部(16K1)を有し、 他方のレールには、前記第1凹部に対応する前記左右壁面間左右方向の位置に、レールの相対移動によって第1凹部に進入した場合に駒部品を前方又は後方に連れ駆動可能なレール係合凸部(20)が突設されており、引出体を収納しきった状態では、通常はレール係合凸部が第1凹部に係合しており、 駒部品の、前記弾力性部材一端に近い側の壁面(14B)側側部に係合凸部(16T)を有し、 前記左右壁面の内、前記弾力性部材一端に近い側の壁面(14B)を有する壁部であって、前記規制凸部の適宜距離前方位置に、該壁面に開口し、前記駒部品の係合凸部が進入係合すると駒部品の後方移動を規制するケース係合凹部(14H)を設けており、 第1凹部にレール係合凸部が進入して駒部品を前方に連れ駆動しつつケース係合凹部に駒部品の係合凸部が係止した状態では、駒部品の第1凹部に係合したレール係合凸部はその前方移動によって第1凹部の前側縁端(P2)から抜け出ることができるように、該前側縁端と、該前側縁端が対面している側のケース壁面(14A)との間に所定の隙間が生じ、更に駒部品の該前側縁端の前側部分はレール係合凸部の前進を阻害しないように開放されており、 ケース係合凹部に駒部品の係合凸部が係止した状態において、レール係合凸部が前方から後方に移動した場合、駒部品第1凹部の後側縁に係合でき、該係合状態でのレール係合凸部の後方移動力によって係合凸部のケース係合凹部との係止が解除でき、 レール係合凸部が第1凹部に係合した状態での引出体の収納終端位置における駒部品の後端と前記規制凸部とは所定距離(δ)離隔しており、駒部品の、第1凹部の前側縁に係合した状態のレール係合凸部の位置から前記と同じ所定距離(δ)だけ前方に第2凹部(16K2)を有しており、該第2凹部の前側縁を有する壁部(16S)は、左右方向の前記係合凸部側に向かって復元可能に撓むことが可能であり、ケース係合凹部に係合していない状態の駒部品は、前方からレール係合凸部が後退すれば、前記第2凹部の前側縁を有する壁部(16S)に干渉して撓ませて該第2凹部に進入でき、第2凹部に進入したレール係合凸部は、駒部品を前方に連れ駆動でき、係合凸部がケース係合凹部に係止状態になれば、レール係合凸部は第2凹部から前方向に抜け出ることができる ことを特徴とする自動引き込み装置を有する家具。
IPC (1):
A47B88/00
FI (1):
A47B88/00 H
F-Term (1):
3B060NA04

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