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J-GLOBAL ID:200903040478556460
改良された性質を有するコポリイミドフイルム
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
高木 千嘉 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991228217
Publication number (International publication number):1993078503
Application date: Apr. 30, 1991
Publication date: Mar. 30, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【構成】 30〜50モル%のビフェニルテトラカルボン酸二無水物、50〜70モル%のピロメリト酸二無水物よりなる芳香族テトラカルボン酸成分、60〜80モル%のp-フェニレンジアミン及び20〜40モル%の4,4 ́-ジアミノジフェニルエーテルの共重合によって得られるコポリアミド酸溶液の化学変換によって製造される芳香族ポリイミドフィルム。【効果】 この芳香族ポリイミドフィルムは、低い熱膨張係数、低い水分吸収、低い吸湿膨張係数、高い機械的強度を有し、容易にエッチングすることができ、進歩したエレクトロニクス基材として使用するのに適している。
Claim (excerpt):
(a)ビフェニルテトラカルボン酸またはその機能的誘導体およびピロメリト酸またはその機能的誘導体から選ばれる芳香族テトラカルボン酸成分と、p-フェニレンジアミンおよびジアミノジフェニルエーテルから選ばれる芳香族ジアミン成分との実質的に等モル量を、不活性有機溶媒中で該溶媒中のコポリアミド酸溶液が生成するのに充分な時間および175°Cよりも低い温度において反応させ、(b)このコポリアミド酸溶液と、このコポリアミド酸をコポリイミドに変換することができる変換薬剤とを混合し、(c)この(b)工程からの混合物をなめらかな表面上にキャスティングまたは押出してコポリアミド酸-コポリイミドゲルのフィルムを形成させるか、またはこの(b)および(c)工程の代わりに上記コポリアミド酸溶液を単一の工程でコポリアミドをコポリイミドゲルフィルムに変換することができる変換薬剤の混合物または溶液中にキャスティングまたは押出し、そして(d)このゲルをコポリアミド酸がコポリイミドに変換されるのに充分な温度および時間で加熱して得られるものであり、ここで得られた芳香族コポリイミドフィルムは容積でエタノール:水=80:20中の2NのKOHのか性アルカリエッチング剤中での30°Cにおけるエッチング速度が、同一の成分から生成された相当するフィルムではあるが、この芳香族コポリイミドと同一の時間および温度を用いる上記した化学変換方法以外の熱変換方法を用いて得られたものよりも大きいものである、化学変換方法を用いて得られる、弾性モジュラスが600〜1200Kpsiであり、熱膨張係数が5〜25ppm/°Cであり、吸湿膨張係数が2〜30ppm/%RHであり、そして水分吸収が100%RHにおいて3.0%よりも小さいものである、芳香族コポリイミドフィルム。
IPC (5):
C08J 5/18 CFG
, B29C 41/12
, C08G 73/10 NTF
, B29K 79:00
, C08L 79:08
Patent cited by the Patent:
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