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J-GLOBAL ID:200903040602582083
細胞中の特異的mRNAおよびDNAの検出法
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
湯浅 恭三 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992251156
Publication number (International publication number):1993192199
Application date: Sep. 21, 1992
Publication date: Aug. 03, 1993
Summary:
【要約】【目的】 インビボ細胞またはインビトロで保存された細胞中に存在する特異的mRNAの存在を検出し、またはその量を測定する方法を提供する。【構成】 本発明方法は、原核生物および真核生物のスクリーニングに利用することができ、これにはヒトを疾病状態の存在につきスクリーニングすることが含まれる。本発明方法は、化学物質が1種類または数種類の遺伝子産物に及ぼす作用であって、それらの遺伝子の転写により生じるmRNAの存在および量によって示されるものをインビトロスクリーニングするためにも利用しうる。本発明方法は特に、多数の化合物をそれらの化合物が遺伝子産物に及ぼす作用につきスクリーニングするのに好適である。さらに本発明は、細胞中の特異的mRNAの存在に作用を及ぼしうる化合物に関するものである。本発明方法はウイルス、微生物、植物および動物における新規な遺伝子構造体の同定にも利用しうる。また、本発明は細胞からRNAおよびDNAを単離するための新規な方法に関するものである。
Claim (excerpt):
細胞中の特異的mRNAの存在を検出するための、下記工程を含む方法:(a)その中で細胞が培養された、またはその中に細胞が存在する培地または生物学的流体を除去し;(b)容器内で細胞に水を添加し、そして容器を約90-約115°Cの温度の液体中に約2-約12分間保持して細胞を溶解することにより、細胞溶解質を調製し;(c)細胞溶解質を放冷し;(d)細胞溶解質中に存在する特異的配列1または2以上を含むmRNAから1または2以上のcDNA配列を調製し;(e)これら1または2以上のcDNA配列のコピー数を増幅し;そして(f)これら1または2以上のcDNA配列の存在を検出する。
Patent cited by the Patent: