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J-GLOBAL ID:200903040648076964
磁気共鳴撮影装置
Inventor:
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Applicant, Patent owner:
Agent (1):
鵜沼 辰之
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998041478
Publication number (International publication number):1999235323
Application date: Feb. 24, 1998
Publication date: Aug. 31, 1999
Summary:
【要約】【課題】 被験者が刺激を印加されたと感じる主観的な刺激印加期間と実際の刺激印加期間との間にミスマッチが生じた場合であっても、活性化領域を確実かつ正確に抽出できる磁気共鳴撮影装置を提供する。【解決手段】 まず、脳機能を計測した時系列画像データを時間軸方向にフーリエ変換して信号変化の周波数スペクトルを計算し(処理1〜6)、周波数0近傍のスペクトル幅および位相差を座標軸とする2次元グラフに計算結果を配置する(処理7〜8)。次に、刺激印加/停止を表す関数に対して同様の処理を実行する(処理9〜13)。最後に、2次元グラフ上における時系列画像のデータ点と刺激印加/停止を表す関数のデータ点との位置関係を判断し、ノイズとなるデータ点を除去し、活性化領域を抽出する(処理14〜15)。
Claim (excerpt):
空間的に強度が均一な静磁場を発生する静磁場発生手段と、スライス厚さ方向,位相エンコード方向,信号読み出し方向の互いに直交する三方向のそれぞれに強度勾配を有する磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、被験者の核磁化を励起する高周波磁場発生手段と、被験者からの共鳴信号を検出する信号検出手段と、前記信号検出手段により検出された共鳴信号に対して所定の信号処理を実行する計算機と、前記計算機による処理結果を出力する出力手段とを有し、所定時間間隔でかつ所定期間だけ被験者に光・音などの刺激を印加して時系列画像を撮影し、前記時系列画像から前記刺激に同期して信号強度が変化した領域を抽出し、脳機能の活性化領域として抽出する磁気共鳴撮影装置において、前記計算機が、(1)実際の刺激印加/停止を表す関数g0(t)(ただしtは時間)をフーリエ変換して周波数スペクトルG0(ω)を導出し、前記G0(ω)の振幅スペクトルの周波数0またはその近傍の振幅値を用いて閾値を指定しバンド幅ΔB0を求めるとともに、位相差Δθ0を計算する処理手段と、(2)実際よりも刺激印加期間が長くなるよう定義した関数gd(t)をフーリエ変換して周波数スペクトルGd(ω)を導出し、前記G0(ω)の振幅スペクトルの周波数0またはその近傍の振幅値を用いて閾値を指定しバンド幅ΔBdを求めるとともに、位相差Δθdを計算する処理手段と、(3)位相差Δθを横軸としバンド幅ΔBを縦軸とする2次元グラフ上に、G0(ω)に対応するデータ点P0(Δθ0,ΔW0)とGd(ω)に対応するデータ点Pd(Δθd,ΔWd)をプロットし、前記データ点から基準線Lを作成する処理手段と、(4)時系列画像データの信号変化を表す関数をf(x,y,t)(ただしx,yは空間座標,tは時間)にフーリエ変換して周波数スペクトルF(x,y,ω)を導出し、前記F(x,y,ω)の振幅スペクトルの周波数0またはその近傍の振幅値を用いて閾値を指定しバンド幅ΔBxyを求めるとともに、位相差Δθxyを計算する処理手段と、(5)前記2次元グラフ上に各F(x,y,ω)のデータ点を配置し、基準線Lと配置されたデータ点との位置関係で記述される閾値条件を満足するデータ点を抽出する処理手段と、(6)(5)で抽出されたデータ点に対応する画素を抽出し、脳機能の活性化領域を同定するする処理手段とを備えたことを特徴とする磁気共鳴撮影装置。
IPC (2):
FI (2):
A61B 5/05 380
, G01N 24/08 510 Y
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