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J-GLOBAL ID:200903040762754719
超音波探傷方法および装置
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
永井 冬紀
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995017238
Publication number (International publication number):1996211028
Application date: Feb. 03, 1995
Publication date: Aug. 20, 1996
Summary:
【要約】【目的】 溶接部材のナゲット部とコロナボンド部を外部から識別可能とする。【構成】 縦波の臨界角度以上の開口角を有する超音波探触子1を用いてダミー溶接部材を走査し、各走査位置ごとに横波と縦波の伝搬時間の比または差を求める。次に、ダミー溶接部材を切断して顕微鏡を用いてナゲット部の面積および位置を確認した結果と伝搬時間の比または差によって基準値を求めてメモリ8に記憶する。次に、溶接部材3を走査し、各走査位置ごとに横波と縦波の伝搬時間の比または差を求め、メモリ8に記憶されている基準値と照らし合わせて、現在走査している地点がナゲット部かコロナボンド部かを判別する。このように、ナゲット部とコロナボンド部で横波と縦波の伝搬時間が異なることに着目して検査を行うため、ナゲット部かコロナボンド部かの判断を正確かつ簡易に行える。
Claim (excerpt):
超音波探触子から溶接部材に向けて集束超音波を放射し、前記溶接部材からの反射超音波を前記超音波探触子で受信し、この受信信号により前記溶接部材内部の溶接状態を検出する超音波探傷方法において、前記溶接部材内部を横波で伝搬する超音波が前記溶接部材の底面で反射されて前記超音波探触子で受信されるまでの伝搬時間と、前記溶接部材内部を縦波で伝搬する超音波が前記溶接部材の底面で反射されて前記超音波探触子で受信されるまでの伝搬時間との比に基づいて、前記溶接部材内部に存在する完全に溶着しているナゲット部と密着しているが完全には溶着していないコロナボンド部との識別を行うことを特徴とする超音波探傷方法。
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