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J-GLOBAL ID:200903040878346740

産業車両の荷役及び走行制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 米原 正章 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993038196
Publication number (International publication number):1994247190
Application date: Feb. 26, 1993
Publication date: Sep. 06, 1994
Summary:
【要約】【構成】 トルクコンバータ3と油圧式の前後クラッチ10,11を持つ変速機4と車速制御専用の補助ブレーキ12を設け、走行兼荷業時には荷役作業速度を荷役レバー操作量に基づくエンジンスロットル制御により制御し、車速は、エンジン回転数に関係なく、アクセルペダル操作量にもとづく目標車速になるように前後進クラッチ10,11の油圧制御と補助ブレーキ12の制動力制御により制御する構成とする。【効果】 応答性よく操作できるしアクセルペダルの操作量を減少することでブレーキペダルを操作することなしに減速できるし、トルクコンバータ3により高低速変速切換なしに幅広い速度調整が可能なため、前後進クラッチ10,11の受圧室10a,11a内油圧制御による走行速度調整が円滑に行なえるので、操作性、作業性が向上し、しかも車速制御専用の補助ブレーキ12より、主ブレーキとの回路の切り換えがなく応答性の良い走行速度制御が可能となるし、主ブレーキは独立しているから補助ブレーキの操作系に異常があっても確実に制動できる。
Claim (excerpt):
エンジン1の出力をトルクコンバータ3を介して駆動輪7に伝達する油圧式の前・後進クラッチ10,11を持った変速機4と、前進・後進クラッチ10,11の受圧室10a,11a内の油圧を増減して接続状態を調整する制御弁と、アクセルペダル操作量検出手段と、アクセルペダル操作量に対する目標車速設定手段と、車両の車速検出手段と、エンジン回転数検出手段と、エンジンスロットルアクチュエータと、荷役レバー操作量検出手段と、ブレーキペダル35で作動する主ブレーキ4の他に独立して設けた補助ブレーキ12と、補助ブレーキ制動力を調整する制御弁と、アクセルペダル39で設定する目標車速と実車速の差および速度差の変化により前後進クラッチの接続状態とブレーキ制動力を各々の制御弁で調整する制御手段と、荷役レバー操作量によりエンジンスロットルアクチュエータを駆動する制御手段と、荷役レバー操作量、アクセルペダル操作量、実車速、エンジン回転数にもとづき、アクセルペダル操作量によるエンジンスロットル制御から荷役レバー操作量によるエンジンスロットル制御への切換え、およびアクセルペダル操作量にもとづく前後進クラッチの接続状態とブレーキ制動力制御による車速制御からエンジンスロットル制御による車速制御へ切換える手段とより成る産業車両の荷役及び走行制御装置。

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