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J-GLOBAL ID:200903041026613209

層状珪酸塩-エポキシナノ複合物

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 森 浩之
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996510210
Publication number (International publication number):1998505871
Application date: Aug. 29, 1995
Publication date: Jun. 09, 1998
Summary:
【要約】エポキシ-珪酸塩ナノ複合物が、エポキシ樹脂中に有機的に改質したスメクタイト型クレイをビスフェノールAのジグリシジルエーテル(DGEBA)とともに分散させ、かつナドメチル酸無水物(NMA)、及び/又はベンジルジメチルアミン(BDMA)、及び/又はボロントリフルオライドモノエチルアミン(BTFA)のいずれかの存在下で100〜200°Cで硬化させることにより製造される。架橋されたエポキシマトリックス中への層状珪酸塩の分子状分散が得られ、スメクタイトの層間隔は100Å以上であり、エポキシマトリックスによる珪酸塩表面の良好な湿潤が得られる。硬化反応は、有機的に改質されたクレイのギャラリー中に位置するアルキルアンモニウムイオンの官能基を含み、これは架橋反応に関与し、ポリマーネットワークを分子状に分散した珪酸塩層に直接接触させる。前記ナノ複合物は未改質エポキシより僅かに高い温度で広くなったTgを示す。前記ナノ複合物の動的貯蔵弾性率は、未改質クレイのこのような率と比較してガラス領域でかなり高く、かつゴム状平坦域では非常に高かった。
Claim (excerpt):
アルキルアンモニウム塩でのイオン交換により有機クレイに改質された乾燥スメクタイト型クレイを、ビスフェノールAのジグリシジルエーテル(DGEBA)とともに、エポキシ樹脂中に分散させ、かつ前記有機クレイの存在下でDGEBAを架橋するか、有機クレイと直接反応するか、又は有機クレイとDGEBA間の架橋反応を触媒するかのいずれかを行なう硬化剤の存在下で硬化を行なうことを含んで成り、前記塩の陽イオンが、+NH3R1+NH2R2R3+NHR4R5R6又は+NR7R8R9R10の形態であり、ここでR1からR10は有機ラジカルで、ここでR1、及びR2とR3の少なくとも1個、及びR4、R5及びR6の少なくとも1個、及びR7、R8、R9及びR10の少なくとも1個はエポキシと反応しその架橋後にエポキシと結合できる官能基を含むことを特徴とするエポキシ-スメクタイト型クレイナノ複合物の製造方法。
IPC (2):
C08L 63/00 ,  C08K 9/04
FI (2):
C08L 63/00 C ,  C08K 9/04

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