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J-GLOBAL ID:200903041262158059

玉軸受用保持器及び玉軸受

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 渡邊 隆文 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002011699
Publication number (International publication number):2003214436
Application date: Jan. 21, 2002
Publication date: Jul. 30, 2003
Summary:
【要約】【課題】 高速回転よる保持器の変形による玉とのつまりを防止するとともに、玉の軸方向へのガタつきを防止する。【解決手段】 円環状の保持器本体2の周方向の複数箇所に玉7を転動自在に保持するポケット8が設けられた玉軸受用保持器であって、ポケット8は、保持器本体2の軸方向一端側5から突設された複数の弾性片9,10と、対の弾性片9,10間における保持器本体2に凹状形成されたポケット本体部12とを備え、弾性片9,10は、ピッチ円PCに対して径内外方向Rにまたがって形成され、弾性片9,10の内側面のピッチ円PCより径外側の第1範囲14a,15a、及びポケット本体部12は、玉7の表面形状に沿う球状凹面であり、弾性片9,10の内側面のピッチ円Pより径内側の第2範囲14b,15bは、弾性片の突出方向先端側ほど対をなす他方の弾性片側へ近づくよう湾曲し、当該第2範囲の径内側端は、前記ポケット8に保持される玉7から離反して位置するよう、球状凹面に比べて保持される玉中心Cからの距離が大きくされている。
Claim (excerpt):
円環状の保持器本体の周方向の複数箇所に玉を転動自在に保持するポケットが設けられた玉軸受用保持器であって、前記ポケットは、前記保持器本体の軸方向一端側から突設された複数の弾性片と、隣接して対をなす弾性片間における前記保持器本体に凹状形成されたポケット本体部とを備え、前記弾性片は、前記ポケットに保持される玉中心を結んでなるピッチ円に対して径内外方向にまたがって形成され、前記弾性片の内側面のうち前記ピッチ円より径外側にある第1範囲、及び前記ポケット本体部は、保持される玉の表面形状に沿うように当該玉の中心からの距離が等しく形成された球状凹面であり、前記弾性片の内側面のうち前記ピッチ円より径内側にある第2範囲は、弾性片の突出方向先端側ほど対をなす他方の弾性片側へ近づくよう湾曲し、当該第2範囲の径内側端は、前記ポケットに保持される玉から離反して位置するよう、前記球状凹面に比べて保持される玉中心からの距離が大きくされていることを特徴とする玉軸受用保持器。
F-Term (9):
3J101AA03 ,  3J101AA32 ,  3J101AA42 ,  3J101AA62 ,  3J101BA25 ,  3J101BA44 ,  3J101EA31 ,  3J101FA01 ,  3J101FA33
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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