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J-GLOBAL ID:200903041295322350

乗員拘束装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 飯田 堅太郎 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996259237
Publication number (International publication number):1998100857
Application date: Sep. 30, 1996
Publication date: Apr. 21, 1998
Summary:
【要約】【課題】 乗員の着座位置と体重、及び、衝突の程度を段階的に区切ることなく、それらの値の増減によって、適確に、内圧を調整してエアバッグを膨張させることができる乗員拘束装置を提供すること。【解決手段】 制御装置19は、乗員Mの体重等が増減しても、膨張後のエアバッグ11が乗員Mと接触して圧縮される緩衝距離Lm を一定に制御する。まず、制御装置19は、衝突の程度に応じた乗員の加速度のデータを、加速度センサ15からの信号に基づいて、取り出す。そして、制御装置19は、その加速度と、距離センサ13からの信号に基く膨張前のエアバッグ11から乗員頭胸部Hまでの距離L1 と、重量センサ14からの信号に基く乗員頭胸部の重量と、を基に、速度・距離・力の釣り合い条件式により、エアバッグ11の適正内圧値を算出し、その値に応じた発生ガス圧力を発生するように、ガス発生装置12を制御する。
Claim (excerpt):
ベントホールを有するエアバッグが、ガス発生装置から吐出する膨張用ガスにより、膨張して乗員の頭胸部を拘束するとともに、膨張時の前記エアバッグの内圧を、乗員の着座位置と体重、及び、衝突の程度に応じて、調整するように、制御装置により前記ガス発生装置が制御される乗員拘束装置であって、車両の所定位置に収納されたエアバッグから乗員頭胸部までの距離を測定する距離センサと、乗員の着座したシートに配置されて乗員の体重を測定する重量センサと、車両の所定位置に配置されて車両の加速度を測定する加速度センサと、を備えて、前記制御装置が、膨張を完了したエアバッグの突出距離、膨張したエアバッグと乗員との接触する接触面積、及び、膨張したエアバッグが乗員と接触して圧縮される緩衝距離、を一定値として予め入力されるとともに、衝突の程度に応じた乗員の加速度のデータ、を予め入力されて、前記加速度センサからの信号に基いて前記データから取り出した乗員の加速度、前記距離センサからの信号に基く膨張前のエアバッグから乗員頭胸部までの距離、前記重量センサからの信号に基く乗員の頭胸部の重量、及び、予め入力されていた前記エアバッグ突出距離・接触面積・緩衝距離の一定値を使用して、衝突時のエアバッグと乗員との挙動に基く速度・距離・力の釣り合い条件式から、エアバッグの適正な内圧値を算出して、該内圧値に対応する発生ガス圧力を発生させるように、前記ガス発生装置を制御することを特徴とする乗員拘束装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)

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