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J-GLOBAL ID:200903041382683025

写真印画紙用支持体の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 青木 朗 (外4名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992233725
Publication number (International publication number):1994082958
Application date: Sep. 01, 1992
Publication date: Mar. 25, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 現像処理時に黄変の発生することがなく、支持体の劣化を軽減し、長期間保存した場合に白色度の低下の少ない、写真印画紙用支持体を得るための製造方法を提供する。【構成】 紙基体11の一方の面に電子線硬化性不飽和有機化合物3,9から形成された多層構造の電子線硬化表面樹脂被覆層16を形成する工程と、紙基体11の他方の面に裏面樹脂被覆層を形成する工程を有し、前記表面樹脂被覆層16の最外側層を成型面上で形成する際の第1の電子線照射6における照射線量を、紙基体11上に塗布された内側塗布層12aと成型面上の最外側層7とを重ね合わせ、これを硬化する際の第2の電子線照射14における照射線量と、前記第1の電子線照射線量との合計量の15%以上にコントロールし、かつ第2の電子線照射14における照射線量を2.5Mrad以下にコントロールすることを特徴とする写真印画紙用支持体の製造方法。
Claim (excerpt):
天然パルプを主成分として含む紙基体の一方の面に、電子線照射により硬化し得る不飽和有機化合物を主成分として含む少なくとも1層の内側塗布層を形成し、別に成型面上に電子線照射により硬化し得る不飽和有機化合物を主成分とし含む最外層塗布層を形成し、これに第1の電子線照射を施して硬化し、この硬化された最外層硬化層と、前記紙基体上の内側塗布層とを前記成型面上で重ね合わせ、この重層体に第2の電子線照射を施してこれを硬化・接着し、その後成型面から剥離し、それによって(1)紙基体に隣接する少なくとも1層の内側樹脂被覆層と、(2)写真乳剤層に隣接する最外層樹脂被覆層と、からなる積層構造を有する表面樹脂被覆層を形成する工程と、前記紙基体の他方の面に、フィルム形成性合成樹脂を主成分として含む裏面樹脂被覆層を形成する工程と、を含み、前記第1の電子線照射の際の照射線量を前記第1および第2の電子線照射線量の合計量に対し、15%以上にコントロールし、かつ前記第2の電子線照射線量が、2.5Mrad以下にコントロールすることを特徴とする写真印画紙用支持体の製造方法。
IPC (5):
G03C 1/79 ,  D21H 19/80 ,  D21H 19/20 ,  D21H 27/00 ,  G03C 1/74
FI (2):
D21H 1/34 D ,  D21H 5/00 Z

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