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J-GLOBAL ID:200903041618357833

カルボキシル化セルロース繊維を製造する方法及び該方法の製品

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 社本 一夫 (外5名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2001532283
Publication number (International publication number):2003512540
Application date: Oct. 06, 2000
Publication date: Apr. 02, 2003
Summary:
【要約】本発明は、繊維強さと重合度とをあまり犠牲にしていないカルボキシル化セルロース繊維を製造する方法に関する。本方法は、環状ニトロキシド遊離基化合物を第1酸化剤として、また次亜ハロゲン酸塩を第2酸化剤として水性環境中で使用することを含む。好ましくは酸化セルロースを次に、水素化ホウ素ナトリウム等の還元剤を用いて、アルカリ性環境中でのD.P.低下及び色戻りに対して安定化する。他には、亜塩素酸ナトリウム等の酸化剤を用いて処理してよい。本方法は、繊維表面に位置する高いパーセンテージのカルボキシル基をもたらす。本製品は、本製品が強度に寄与しかつ陽イオン性添加剤に対するより高い引力を有するような製紙用繊維として特に有用である。本製品はまた、強度を向上させるためのリサイクル繊維への添加剤として有用である。本方法を使用して、未使用繊維またはリサイクル繊維の特性を改良することができる。これは高α-セルロース繊維を必要とせず、通常の市販パルプに適している。
Claim (excerpt):
ニトロキシド窒素に隣接する炭素原子には水素置換が無く水性アルカリ性条件下で安定な複素環式ニトロキシド類、対応するオキサンモニウム化合物、及びこうした化合物のヒドロキシルアミン類、並びにこれらの混合物からなる群から選択される十分な量の第1酸化剤と、次亜ハロゲン酸塩類及び潜在的次亜臭素酸塩類源からなる群から選択される十分な量の第2酸化剤とを、水性アルカリ性懸濁液中でセルロース繊維と反応させることで該セルロース繊維を酸化して、前記セルロース中で少なくとも2meq/100gというカルボキシル置換の増大を引き起こすことと;カルボキシル化繊維を、還元剤及び第3酸化剤からなる群から選択される安定化剤を用いて水性懸濁液中でさらに処理して、分子鎖の切断を引き起こす傾向のあるセルロース置換基を除去することで、前記カルボキシル化繊維を重合度(D.P.)低下から保護することと;を含む、繊維質カルボキシル化セルロースを製造する方法。
IPC (7):
D06M 11/00 ,  C08B 15/04 ,  D06M 11/07 ,  D06M 11/13 ,  D06M 11/80 ,  D21H 13/04 ,  D06M 13/355
FI (5):
D06M 11/00 ,  C08B 15/04 ,  D21H 13/04 ,  D06M 13/355 ,  D06M 1/18
F-Term (25):
4C090AA02 ,  4C090AA04 ,  4C090AA05 ,  4C090BA34 ,  4C090BD36 ,  4C090CA34 ,  4C090DA28 ,  4L031AA02 ,  4L031BA07 ,  4L031BA08 ,  4L031BA15 ,  4L031BA21 ,  4L031BA34 ,  4L031CA02 ,  4L031CA03 ,  4L031DA11 ,  4L033AA02 ,  4L033AB09 ,  4L033BA57 ,  4L033BA99 ,  4L055AF10 ,  4L055FA04 ,  4L055FA08 ,  4L055FA13 ,  4L055GA29

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