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J-GLOBAL ID:200903041818767416

顕微鏡標本の自動染色装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小山 武男 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996249542
Publication number (International publication number):1998090147
Application date: Sep. 20, 1996
Publication date: Apr. 10, 1998
Summary:
【要約】【課題】 停電時に染色籠を吊り下げた吊下腕27が下降し、スライドガラスが余計な薬液中に浸漬されるのを防止する。又、吊下腕27を移動させるトルクが過大になる事を防止して、染色籠が何らかの部分に引っ掛かった場合にも、この染色籠並びにスライドガラスの破損を防止する。【解決手段】 吊下腕27を上下移動させる為の駆動ケーブル8の一部にバランスウェイト28を設ける。バランスウェイト28の分、静止トルク及び駆動トルクの小さな電動モータを使用しても、停電時に上記吊下腕が下降するのを防止できる。又、吊下腕27を移動させるトルクを小さくできる。
Claim (excerpt):
基板の上面に載置した複数の貯液容器と、顕微鏡標本とすべき試料を貼着したスライドガラスを複数枚収納自在な染色籠と、この染色籠を係脱自在で上下左右方向に移動自在な吊下腕を有する駆動装置とを備え、この駆動装置により上記染色籠を、所定の順番に従って所定の時間ずつ上記貯液容器内に進入させる事により上記試料を貯液容器内の液体に浸漬し、この試料を染色する顕微鏡標本の自動染色装置に於いて、上記吊下腕を上下方向に移動させる機構は、左右方向に移動自在な左右移動部分の上部に設置した上側プーリと、この左右移動部分の下部に設置した下側プーリと、これら上側プーリと下側プーリとの間に少なくともその一部を掛け渡した駆動ケーブルと、電動モータへの通電に伴ってこの駆動ケーブルを循環させる為のケーブル駆動装置とを備え、上記吊下腕はその基端部を上記駆動ケーブルの一部で上記上側プーリと下側プーリとの間部分に結合する事により、上記駆動ケーブルの循環に伴って上下移動自在としており、上記駆動ケーブルの残部でこの駆動ケーブルを上下方向に亙り配設している部分には、上記吊下腕の重量に見合うバランスウェイトを結合しており、上記電動モータへの非通電時に上記吊下腕が自重により下降する事を、上記バランスウェイトにより防止している事を特徴とする顕微鏡標本の自動染色装置。
IPC (3):
G01N 1/30 ,  G01N 1/28 ,  G01N 33/48
FI (4):
G01N 1/30 ,  G01N 33/48 P ,  G01N 1/28 J ,  G01N 1/28 F

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