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J-GLOBAL ID:200903041832572083

改善された質量分解能を有する飛行時間型質量分析装置及びその動作方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):2006536898
Publication number (International publication number):2007509356
Application date: Oct. 25, 2004
Publication date: Apr. 12, 2007
Summary:
装置サイズの対応する増加を強制することのない、向上した質量分解能を有する飛行時間質量分析装置について開示している。分析装置は、分析されるべきイオンを発生するイオナイザを有する。それらのイオン背恩飛行経路に導かれ、それらのイオンの少なくとも一部は直線状の軸に方向合わせされる。直線状の軸と方向合わせされたイオン経路の一部は、その直線状の軸の周りの非直線状の等電位電界線を有する実質的に静電界を有する領域を有する。イオンは、直線状の軸に沿って方向付けられた速度成分を有する実質的な静電界に入るか又は、一旦、イオンがその実質的な静電界にトラップされると、イオンに与えられるそのような速度成分を有するかのどちらかである。直線状の速度成分及び非直線状の電界の組み合わされた効果の結果として、イオンは、直線状の軸の方向に同時に移動するため、直線状の軸の周りを多重に周るようになる。従って、イオンがその軸に沿って直線状にのみ移動する飛行経路に比べて、非常に長い飛行経路に沿って移動する。一実施形態においては、直線状の軸の周りの等電位の電界線に沿って及び直線状の軸の方向へのイオンの同時の動きは、実質的に螺旋状のイオンの軌跡を規定する。これは、略同じであるが異なるm/zを有するイオンが同時に分離される長い距離を与え、それにより、高分解能を有する装置を提供することができる。
Claim (excerpt):
飛行時間型質量分析装置であって: 分析されるサンプル物質のイオンを供給するように適合されたイオナイザ; 前記イオナイザから供給されるイオンを受け入れるフライトチューブであって、一般静電界を用いて実質的に螺旋状のイオン飛行経路に前記イオンを制限するように適合されている、フライトチューブ; 前記フライトチューブを出るイオンを検出するように備えられているイオン検出器;及び 少なくとも前記実質的に螺旋状イオン経路を有するイオン経路に沿って前記イオンの前記飛行時間を決定するように適合されている少なくとも1つのタイマー; を有することを特徴とする飛行時間型質量分析装置。
IPC (2):
G01N 27/62 ,  H01J 49/40
FI (2):
G01N27/62 K ,  H01J49/40
F-Term (2):
2G041CA01 ,  2G041GA06

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