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J-GLOBAL ID：200903041849663430

色素含有塗膜の形成方法

Inventor： 稲垣 文拓 ,  岸本 良雄
Applicant, Patent owner： 松下電器産業株式会社
Agent (1)： 池内 寛幸 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993128760
Publication number (International publication number)：1994340833
Application date： May. 31, 1993
Publication date： Dec. 13, 1994
Summary：

【要約】【目的】 色素を含有する塗膜に溶解性を有する揮発性溶媒蒸気を接触させて塗膜の色調を変化させることにより、用途と美観を兼ね備えた目的に適した塗膜を形成する。【構成】 フォトクロミック性色素であるスピロピラン化合物(化1)を使って、ガラスプレート上に薄膜を形成する。スピロピラン化合物は紫外光照射によって紫色に着色する。一般にこの着色体は不安定で時間とともに無色へ戻る。紫外光照射した後、エタノール蒸気雰囲気中に置くと、青色のJ-会合体が形成される。また光照射の後、シクロヘキサン蒸気雰囲気中では、赤色のH-会合体が形成される。これらの会合体は、非常に安定で、50°Cに加熱しても、室内光にさらしても数カ月以上安定である。形成された会合体塗膜は、透明性、明度、光沢ともに処理前より向上する。【化1】

Claim (excerpt)：

色素を含有する塗膜に、前記色素に溶解性を有する揮発性溶媒蒸気を接触させて前記塗膜の色調を変化させる色素含有塗膜の形成方法。

IPC (3)：

C09D 7/12 PSJ ,  B05D 3/10 ,  B05D 5/06