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J-GLOBAL ID:200903041924675695

スペクトル拡散受信機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 金山 敏彦 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993153215
Publication number (International publication number):1994077932
Application date: Jun. 24, 1993
Publication date: Mar. 18, 1994
Summary:
【要約】【目的】 簡単な構成で、PN信号の同期の初期捕捉および追跡、AFC動作、データの復調処理を行う。【構成】 PN信号1周期分の複素ベースバンド信号が3つに分割されて相関器34、36、38に入力され、3つに分割されたPN信号との相関演算が行われる。この3つの相関器からの出力の絶対値の二乗の総和が計算され、絶対値二乗和信号のピークを検出することによって、PN信号の同期の初期捕捉を行う。3つの相関器からの出力を加算することによってPN信号1周期に対する相関信号が得られ、これよりデータが復調される。3つの相関器からの出力である各部分相関信号は周波数オフセットに対応した位相差を持つためこれらの複素共役積演算により周波数オフセットに応じた誤差信号を得る。このように、一組の部分相関器により、データ復調、初期捕捉、誤差信号の生成を行うことができる。
Claim (excerpt):
擬似雑音(PN)信号によりスペクトル拡散された受信スペクトル拡散(SS)信号に互いに直交する局部搬送波を混合して複素ベースバンド信号を得る準同期検波回路と、該準同期検波回路により得られた複素ベースバンド信号を複数の部分データに分割し、これらの部分データと対応する部分PN信号との相関をそれぞれ演算する部分相関演算手段と、該部分相関演算手段により得られた各部分相関信号の絶対値の二乗の総和を計算する絶対値二乗総和手段と該絶対値二乗総和演算手段により得られた相関絶対値二乗和信号に基づき、上記受信SS信号に含まれるPN信号の繰返し周期を検出し、この繰返し周期に同期したタイミング信号を出力する初期捕捉・同期追跡手段と、を備えたことを特徴とするスペクトル拡散受信機。

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