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J-GLOBAL ID：200903042038081861

空気調和装置の運転制御装置

Inventor： 辰野 晋
Applicant, Patent owner： ダイキン工業株式会社
Agent (1)： 前田 弘 (外2名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1991340991
Publication number (International publication number)：1993172385
Application date： Dec. 24, 1991
Publication date： Jul. 09, 1993
Summary：

【要約】【目的】 高外気温時等に、圧縮機のサーモオフによる断続運転の発停回数を低減し、運転効率を向上させる。【構成】 空気吹出口3に風向変更機構7を配設し、通常暖房運転中に、圧縮機11の運転容量が最低でかつ吸込空気温度が室温の設定温度よりも一定値以上高くなると、圧縮機11の運転を継続しながら、風向変更機構7を上方に向け、ショートサーキットモードで運転する。また、ショートサーキットの運転中に熱交温度と吸込空気温度との温度差が所定値よりも小さくなると、サ-モ復帰するまで、或は一定時間の間、圧縮機11を停止させ、風向変更機構7を下方に向けて送風運転を行う。短絡運転による圧縮機11の停止回避と送風運転による圧縮機11の停止時間の延長とにより、圧縮機11の断続運転の発停回数を低減し、通年の運転効率を向上させる。

Claim (excerpt)：

インバータにより運転周波数が可変に調節される圧縮機(11)と、室内熱交換器(6)で熱交換された吹出空気を室内に送風する風量可変な送風ファン(5)と、空気吹出口(3)における吹出方向を室内の上方と下方とに切換可能な風向変更機構(7)と、暖房運転時、要求能力に応じて圧縮機(11)の容量を制御する通常運転制御手段(21)とを備えた空気調和装置の運転制御装置において、吸込空気の温度を検出する吸込温度検出手段(Tha)と、室内温度を検出する室温検出手段(Thi)と、室内熱交換器(6)の伝熱管の温度を検出する熱交温度検出手段(Thr)と、上記吸込温度検出手段(Tha)の出力を受け、暖房運転中、上記圧縮機(11)の運転容量が最低で、かつ吸込空気温度が室温の設定温度よりも一定値以上高くなると、上記通常運転制御手段(21)の制御を強制的に停止させ、圧縮機(11)を運転した状態で上記風向変更機構(7)を上方に向けるよう制御する短絡運転制御手段(22)と、上記各温度検出手段(Tha),(Thr),(Thi)の出力を受け、上記短絡運転制御手段(22)による運転中、熱交温度と吸込空気温度との温度差が所定値よりも小さくなると、設定温度と吸込空気温度との差温が所定の復帰値に達するまで、上記圧縮機(11)を停止させ、風向変更機構(7)を下方に向けて、送風ファン(5)を運転するよう制御する送風運転制御手段(23A)とを備えたことを特徴とする空気調和装置の運転制御装置。