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J-GLOBAL ID:200903042236680355
変性熱硬化性樹脂の製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995015989
Publication number (International publication number):1996209003
Application date: Feb. 02, 1995
Publication date: Aug. 13, 1996
Summary:
【要約】【構成】 フェノールレジンやエポキシレジンの様な低粘度の熱硬化性樹脂100重量部に対し、NBRやアクリルゴムの様な未架橋で高粘度のゴム1〜80重量部、有機シリコーン系架橋剤0.01〜20重量部、更に、架橋触媒からなる組成物に、好ましくは、相溶化剤を配合し、1.0〜5.5mmのクリアランスを有し、150〜500m/分という極めて高い先端速度で、異方向に回転する二軸混練機によって混練する事で、瞬時にゴム成分を樹脂マトリックス中に分散させ、更に、ゴムのみを選択的に架橋させる事ができ、ベースレジンに対する相溶性を持った架橋ゴムの微粒子が、均一に分散した変性熱硬化性樹脂を製造する方法。【効果】 フェノール樹脂又はエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を動的架橋により得られた架橋ゴムにより変性された変性熱硬化性樹脂を成形材料、積層板或いは粉体塗料などのベース樹脂或いは硬化剤として用いると強靭な特性を有する成形物が得られる。
Claim (excerpt):
剪断速度が2000[1/sec]の時、170°Cでの溶融粘度が0.01〜5[Pa・sec]である低粘度の熱硬化性樹脂100重量部に対して、ムーニー粘度ML(100)1+4が10〜120であって、1分子中に少なくとも2つの不飽和二重結合を含有する未架橋ゴム1〜80重量部、1分子中に少なくとも2つのSiH基を持つ有機シリコーン系架橋剤0.01〜20重量部、及び過酸化物又は遷移金属系である架橋触媒0.05〜5.0重量部からなる組成物を、1.0〜5.5mmのクリアランスを有し、150〜500m/分の先端速度で異方向に回転する二軸混練機によって混練し、動的架橋を行う事を特徴とする変性熱硬化性樹脂の製造方法。
IPC (9):
C08L101/00 LSY
, C08K 5/54 KCD
, C08L 21/00 LBB
, C08L 61/06 LMU
, C08L 63/00 NJM
, C08L101/00
, C08L 83:04
, C08L 23:26
, C08L 15:00
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