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J-GLOBAL ID:200903042543347736

共鳴トンネル効果特性を有する電子素子

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 稔 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992054880
Publication number (International publication number):1993259533
Application date: Mar. 13, 1992
Publication date: Oct. 08, 1993
Summary:
【要約】【目的】 構造が簡単で、安価であり、且つ使用する有機分子の種類を選択することにより種々の特性を得ることができる電子素子を得ること。【構成】 本発明の基本構成は、導電性基板1上に有機分子、好ましくは有機半導体の薄膜2を形成したものである。このような構成においてギャップ3を介して探針4を設け、基板1と探針4を電極としてトンネル電流を観察すると、有機分子膜の軌道の有する分子軌道エネルギーに一致したエネルギーに相当する電位を探針4に与えると、トンネル電流が増加し有機分子が透明化する現象を見出した。この時の電流は負性抵抗を示し、この素子が負性抵抗素子として利用できるものである。具体的素子の構成は薄膜素子の両面に絶縁体薄膜を介して導体を設け、この導体を電極とすることにより負性抵抗素子が得られる。
Claim (excerpt):
基板と前記基板上に形成された有機分子薄膜から成り、共鳴トンネル効果を生じるさせることを特徴とする電子素子。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • 特開平1-243595
  • 特開平1-243595

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