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J-GLOBAL ID：200903042626791581

平均流速の測定方法及びその測定装置

Inventor： 川俣 茂
Applicant, Patent owner： 水産工学研究所長
Agent (1)： 平山 俊夫
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1991089786
Publication number (International publication number)：1995280825
Application date： Mar. 28, 1991
Publication date： Oct. 27, 1995
Summary：

【要約】【目的】水中生物の生息場等の流れ環境を解明するために必要な比較的長時間の平均流速を測定する方法とその装置を提供する。【構成】流れの作用で濃度変化を惹起する水溶性物質を内包し、その濃度の対数の時間変化率と流速との間に直線関係が成立つ状態の測定装置を測定地点に配置し、該水溶性物質の測定開始時の濃度Cin(0)と測定終了時の濃度Cin(T)を測定し、この値を次式に代入して平均流速を算出する。 1/T∫0Tudt=u0-1/(βT)log[{Cin(T)-Cout}/{Cin(0)-Cout}]その測定装置は、染料等の水に均一に混合する水溶性物質を溶液室6に封入し、当該溶液室の上に水流に臨んで連行又は剥離に伴う圧力低下を惹起する狭口の流出管1を連通し、底部に粘性損失により運動エネルギ-を減衰させる制流材9を充填した入水部7を連設して成る。この結果、簡便で低コストな測定が可能となり、流れ環境の解明に役立つ。

Claim (excerpt)：

流れの作用で濃度変化を惹起する水溶性物質を内包し、その濃度の対数の時間変化率と流速との間に直線関係が成立つ状態の測定装置を測定地点に配置し、当該水溶性物質の水溶液の測定開始時(t=0)の濃度Cin(0)と、測定終了時(t=T)における濃度Cin(T)を夫々測定し、上記濃度の測定値Cin(0)、Cin(T)を下記の演算式に代入し、【数1】{t:経過時間 T:測定時間 Cout:周辺水に含まれる水溶性物質の濃度 u:流速 u0:測定装置に固有の定数 β:測定装置に固有の定数}これより測定期間における平均流速を算出することを特徴とする測定方法。

IPC (2)：

G01P 5/00 ,  G01P 11/00