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J-GLOBAL ID:200903042653081472

再分散性の芯-殻重合体粉末の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 浅村 皓 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992184088
Publication number (International publication number):1993194681
Application date: Jul. 10, 1992
Publication date: Aug. 03, 1993
Summary:
【要約】【目的】 モルタル改質剤として有効な再分散性の新規な重合体粉末の開発。【構成】 アルカリ可溶性の乳化重合体の殻と、水不溶性の乳化重合体の芯を有し、多官能性化合物の使用によってその芯重合体と殻重合体が化学的にグラフト結合されているところの芯-殻重合体から製造された再分散性の重合体粉末。この芯-殻重合体は、アルカリで可溶化された乳化重合体の存在下で、アルカリ不溶性の乳化重合体の芯を重合する、2段逐次乳化重合法によって製造される。本発明のこの芯-殻重合体粉末がセメント改質剤として使用された場合に、粉末の物理的性質およびセメントモルタルの性質に改良が認められる。
Claim (excerpt):
(a) 第一段において、約5〜約40%のカルボン酸または酸無水物と、約30〜約95%のアルキルアクリレートまたはアルキルメタクリレートまたはスチレンと、約0〜約30%のカルボン酸のヒドロキシアルキルエステルまたはアクリルアミドまたはメタクリルアミドを含んでいる単量体の混合物を生成し、(b) この混合物を重合して殻重合体を生成し、(c) この殻をアミンまたは塩基によって中和し; そして第二段において、(b) 約70〜約100%のアルキルアクリレートまたはメタクリレートまたはスチレンと、約0〜約30%のカルボン酸のヒドロキシアルキルエステルまたはアクリルアミドまたはメタクリルアミドを、約-65°C〜+35°Cの計算Tgを生じさせるように、含んでいる単量体の混合物を生成し;(d) この第二段の単量体混合物を、第一段の中和された重合体と合わせ;(e) この合わされた第二段の単量体を重合させて水性エマルジョンの芯-殻重合体を生成し; そして(g) この水性エマルジョンの芯-殻重合体を噴霧乾燥によって再分散性重合体粉末に転換する、ことを特徴とする2段の水性乳化逐次重合法による芯-殻重合体の製造方法。
IPC (2):
C08F291/00 MPZ ,  C08F265/06 MQM
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • 特開昭53-039387
  • 特開昭53-117033
  • 特開平2-022302

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