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J-GLOBAL ID:200903042660195009

画像材料用支持体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 浅村 皓 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993315532
Publication number (International publication number):1995036147
Application date: Dec. 15, 1993
Publication date: Feb. 07, 1995
Summary:
【要約】【目的】 冷却ロール汚れの転写に寄因する問題の発生が無く、かつ画像形成層を設ける側とは反対側の樹脂層中にゲル状の異物の発生がなく、なおかつカール物性、切断性、基紙と該樹脂層との接着性等の性能の良好な、更に高速かつ安定生産できる、紙を基質とする樹脂被覆紙型画像材料用支持体を提供することを目的とする。【構成】 天然パルプを主成分とする基紙の画像形成層を設ける側の面がポリオレフィン樹脂(A)で被覆され、その反対側(裏側)の基紙面がポリエチレン系樹脂(B)を主成分とする樹脂組成物で被覆された画像材料用支持体において、裏側の樹脂層面の中心面平均粗さが特定範囲値内のものであり、かつポリエチレン系樹脂(B)が、特定の低密度ポリエチレン樹脂または中密度ポリエチレン樹脂の特定重量部と特定の高密度ポリエチレン樹脂の特定重量部とを予め溶融・混合して調製したコンパウンド樹脂であり、かつ該コンパウンド樹脂の臨界剪断速度が特定値以下のものであることを特徴とする画像材料用支持体。
Claim (excerpt):
紙を基質として、その一方の画像形成層を設ける側の紙基質面がポリオレフィン樹脂(A)を主成分とする樹脂組成物から成る樹脂層で被覆され、その反対側の紙基質面がポリエチレン系樹脂(B)を主成分とする樹脂組成物から成る樹脂層で被覆された画像材料用支持体において、画像形成層を設ける側とは反対側の樹脂層面の触針式3次元表面粗さ計を用いて測定されるカットオフ値0.8mmでの縦方向(machine direction )の中心面平均粗さSRaが0. 6〜2. 0μmの範囲であり、かつポリエチレン系樹脂(B)が、JISK 6760で規定されるメルトフローレートが10〜40g/10分、密度が0.960g/cm3 以上である高密度ポリエチレン樹脂90〜65重量部とJIS K6760で規定されるメルトフローレートが0. 2〜2g/10分、密度が0. 935g/cm3 以下、分子量50万以上の分率が10重量%以上、下記で規定される臨界剪断速度が0. 5(1/秒)以下である低密度ポリエチレン樹脂または中密度ポリエチレン樹脂を10〜35重量部とを予め溶融・混合して調製したコンパウンド樹脂であり、かつ該コンパウンド樹脂の下記で規定される臨界剪断速度が10(1/秒)以下であることを特徴とする画像材料用支持体。樹脂の臨界剪断速度(単位:1/秒):コーン・プレート型回転式粘度計を用い、240°Cにて測定した剪断応力と第一法線応力差が等しくなる点における剪断速度をいう。

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