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J-GLOBAL ID:200903042710512132

熱可塑性エラストマー及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995300104
Publication number (International publication number):1997137002
Application date: Nov. 17, 1995
Publication date: May. 27, 1997
Summary:
【要約】【課題】 加硫ゴム並みの低クリープ性と成形外観を有しながら、広い温度範囲にわたって良好なゴム特性を維持しつつ、広い着色自由度、良好な成形加工性を併せ持つ新規な熱可塑性エラストマーを得る。【解決手段】 エチレン-α・オレフィン-非共役ジエン共重合体系油展ゴム(a)100重量部に対して、結晶性オレフィン系樹脂(b)10〜100重量部、分子内にSiH基を2つ以上持つオルガノシロキサン系架橋剤(c)0.5〜30重量部、担持触媒(d)0.05〜15重量部を混合し、二軸混練機によって動的に架橋させる。このときに、油展ゴム(a)の溶融粘度(ρa)と結晶性オレフィン系樹脂(b)の溶融粘度(ρb)との溶融粘度比(ρab)は、キャピラリーレオメーターによる測定(JIS K7199)で、温度230°C、剪断速度243sec-1において0.8≦ρab≦1.2であり、担持触媒(d)は、疎水化コロイダルシリカ(d-1)100重量部に対して第VIII属遷移金属系ハイドロシリル化触媒(d-2)0.1〜10重量部を担持したものである。
Claim (excerpt):
エチレン-α・オレフィン-非共役ジエン共重合体(a-1)、パラフィン系オイル(a-2)からなる油展ゴム(a)100重量部、結晶性オレフィン系樹脂(b)10〜100重量部、分子内にSiH基を2つ以上持つオルガノシロキサン系架橋剤(c)0.5〜30重量部、さらに担持触媒(d)0.05〜15重量部を混合し、二軸混練機によって動的架橋させてなる熱可塑性エラストマーにおいて、キャピラリーレオメーターによる測定(JIS K7199)で、温度230°C、剪断速度243sec-1での油展ゴム(a)の溶融粘度(ρa)と結晶性オレフィン系樹脂(b)の溶融粘度(ρb)との溶融粘度比(ρab)が0.8≦ρab≦1.2であり、担持触媒(d)が疎水化コロイダルシリカ(d-1)100重量部に対して第 属遷移金属系ハイドロシリル化触媒(d-2)0.1〜10重量部を担持したものである事を特徴とする熱可塑性エラストマーの製造方法。
IPC (5):
C08L 23/00 LDD ,  C08K 5/54 KFP ,  C08L 23/08 LCD ,  C08L 23/16 LCY ,  C08L 91/00 LSJ
FI (5):
C08L 23/00 LDD ,  C08K 5/54 KFP ,  C08L 23/08 LCD ,  C08L 23/16 LCY ,  C08L 91/00 LSJ

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