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J-GLOBAL ID:200903042712739908
有機性排水の処理方法
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
重野 剛
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997001397
Publication number (International publication number):1998192889
Application date: Jan. 08, 1997
Publication date: Jul. 28, 1998
Summary:
【要約】【課題】 嫌気性生物処理後好気性生物処理する生物処理システムにおいて、余剰汚泥の発生量を更に低減すると共に、エネルギーの有効利用を図る。【解決手段】 好気性生物処理水を固液分離4し、分離汚泥を加熱5した後固液分離6する。分離された液分を嫌気性生物処理工程2に返送する。嫌気性生物処理工程2で発生したメタンガスを汚泥の加熱に利用する。【効果】 汚泥は加熱されることにより、脱水性が改善されるため、加熱された汚泥を固液分離して得られる汚泥分は含水率が低く、容量も大幅に低減される。加熱により、汚泥中の有機物の一部は加水分解作用等で可溶化する。可溶化した有機物は好気性処理され、汚泥はより一層減容化される。汚泥の加熱熱源として嫌気槽のメタンガスを利用するため、エネルギーの有効利用が図れる。水容量の少ない分離汚泥を加熱するため、加熱効率が良い。温度の高い液分を嫌気槽に戻して加温することでも熱の有効利用を図ることができる。
Claim (excerpt):
有機性排水を嫌気的に生物分解してメタンガスを生成させる嫌気性生物処理工程と、嫌気性生物処理工程からの流出水を好気的に生物処理する好気性生物処理工程と、好気性生物処理工程からの流出水を、処理水と汚泥とに分離する第1の固液分離工程と、第1の固液分離工程で分離された汚泥の少なくとも一部を加熱する汚泥加熱工程と、加熱された汚泥を固形物含量の多い汚泥分と、固形物含量の少ない液分とに分離する第2の固液分離工程と、第2の固液分離工程で分離された液分を該嫌気性生物処理工程に返送する液分返送工程とを有する有機性排水の処理方法であって、該嫌気性生物処理工程で発生したメタンガスを該汚泥加熱工程の熱源として使用することを特徴とする有機性排水の処理方法。
IPC (5):
C02F 3/30 ZAB
, C02F 3/28 ZAB
, C02F 11/04 ZAB
, C02F 11/12 ZAB
, C02F 11/18 ZAB
FI (5):
C02F 3/30 ZAB Z
, C02F 3/28 ZAB Z
, C02F 11/04 ZAB Z
, C02F 11/12 ZAB A
, C02F 11/18 ZAB
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
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特開昭59-039396
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特開昭61-021791
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特開昭59-136196
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