Pat
J-GLOBAL ID:200903042977008689

マンガンパーオキシダーゼ及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991123295
Publication number (International publication number):1995313156
Application date: Mar. 07, 1991
Publication date: Dec. 05, 1995
Summary:
【要約】【目的】 リグニンを低分子化または分解する方法において、新規なリグニン分解酵素及びその製造方法を提供する。【構成】 ヒラタケの培養物中より初めてマンガンパーオキシダーゼを見いだした。精製した酵素は二価のマンガンを三価に酸化する活性を有し、また、この反応を介してグアヤコールやリグニンのモデル化合物を酸化分解する活性を持っている。酵素の至適pHは5.0、pH4から6の範囲で安定であり、至適温度は50°C、分子量42,000、等電点4.2であった。本発明の酵索はCu2+,Hg2+,KCN,EDTAにより阻害を受け、特にヒドロキシルアミン、アザイド、ジチオスレイトール、メルカプトエタノールにより強く阻害される。これらの性質に一致する既知の酵素は無く、新規なものであった。
Claim (excerpt):
以下の性質を有するマンガンパーオキシダーゼ(1) 作用?@ 過酸化水素存在下で二価のマンガンイオンを三価に酸化する。?A 過酸化水素及びマンガンイオン存在下でリグニンモデル化合物を分解する。(2) 基質特異性二価のマンガンを酸化する。(3) 至適pHおよびpH安定性至適pHはpH5.0、pH4.0から6.0の範囲で安定である。(4) 至適温度および熱安定性至適温度は50°C、50°Cまでの熱に安定である。(5)等電点は4.2付近である。(6)分子量は約42,000である。(7)本酵素はCu2+,Hg2+、KCN,EDTAにより阻害を受け、 NaN3、ヒドロキシルアミン、ジチオスレイトール、メルカプトエタノールで強く阻害される。
IPC (5):
C12N 9/08 ,  C12S 3/08 ,  D21C 3/22 ,  D21C 9/10 ,  C12R 1:645

Return to Previous Page