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J-GLOBAL ID:200903043125514401

疲労特性等に優れた冷延鋼板及びその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 宮崎 新八郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002332249
Publication number (International publication number):2004162153
Application date: Nov. 15, 2002
Publication date: Jun. 10, 2004
Summary:
【課題】自動車用オートマチックトランスミッション素材等として有用な冷延鋼板及び製造方法を提供する。【解決手段】この冷延鋼板は、重量%で、C:0.17-0.25%,Si:0.05%以下,Mn:0.5-0.9%,P:0.03%以下,S:0.015%以下,Al:0.02-0.08%,N:0.008%以下,Ti:0.02-0.07%,B:0.003-0.006%,残部は実質的にFeからなり、熱延巻取りを480-560°Cで行なった、パーライト+セメンタイト分率:30%以上、フェライト粒径:5-15μmの熱延鋼板を、焼鈍処理することなく圧下率50%以上で冷間圧延することにより製造される。C,Si量の規定及びTiとBの複合添加による熱延板の鋼組織調整効果として、冷延前の焼鈍を省略した「熱延-酸洗-冷延」の工程で、従来材(S35C冷延板)並みの耐摩耗性、プレス打抜き性及び改良された疲労特性を具備した冷延板が得られる。この冷延板は打抜き加工後、調質熱処理を省略し硬引き材のまま使用することもできる。【選択図】図1
Claim (excerpt):
質量%で、C:0.17〜0.25%,Si:0.05%以下,Mn:0.5〜0.9%,P:0.03%以下,S:0.015%以下,Al:0.02〜0.08%,N:0.008%以下,Ti:0.02〜0.07%,B:0.003〜0.006%,残部は実質的にFeからなり、パーライト+セメンタイト分率:30%以上、フェライト粒径:5〜15μmである熱延鋼板を、焼鈍処理することなく圧下率50%以上で冷間圧延することにより製造される疲労特性に優れた冷延鋼板。
IPC (3):
C22C38/00 ,  C21D9/46 ,  C22C38/14
FI (3):
C22C38/00 301S ,  C21D9/46 G ,  C22C38/14
F-Term (13):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA06 ,  4K037EA15 ,  4K037EA18 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037FC07 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FG03
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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