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J-GLOBAL ID:200903043619831515

被覆されたクラッキング成分の粒子を含む水素化分解触媒

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 松井 光夫
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1996500358
Publication number (International publication number):1998501456
Application date: Jun. 02, 1995
Publication date: Feb. 10, 1998
Summary:
【要約】本発明は、少なくとも一つの水素化金属成分、及び予め形成された無機酸化物の層により外表面の少なくとも50%が被覆されているところのクラッキング成分の粒子を含み、かつ該層が、10nm〜5μm、通常10nm〜2μmの厚みを有するところの水素化分解触媒に関する。クラッキング成分は、ゼオライト系クラッキング成分、又は無定形のクラッキング成分のいずれか、又は両者の混合物である。粒子は、0.1〜10μmの平均粒子寸法を持つ被覆されていない粒子を、10〜5000nm、好ましくは10〜1000nmの粒子寸法を持つ、被覆として与えられるべき酸化物の粒子を含む水性の媒体と接触することにより酸化物で被覆され得る。ここで、酸化物の粒子寸法とクラッキング成分の粒子の平均粒子寸法との間の比は0.001:1〜0.5:1である。被覆の後、被覆された粒子は、任意的に乾燥されそして/又は焼成される。被覆する酸化物は好ましくはアルミナ又はアルミナ-シリカである。被覆されていないゼオライト粒子に代えて水素化分解触媒中に予め形成された酸化物で被覆されたゼオライト粒子を使用することが、改善されたディーゼル選択性を持つ水素化分解触媒をもたらす。加えて、酸化物被覆のために、被覆されたクラッキング成分の粒子は、被覆されていないクラッキング成分の粒子より押出しが容易である。これは特に、ゼオライト粒子の場合に正しい。
Claim (excerpt):
少なくとも一つの水素化金属成分、及びゼオライト系クラッキング成分又は無定形のクラッキング成分のいずれか又はこれらの混合物であるクラッキング成分を含む水素化分解触媒において、該クラッキング成分の粒子の外表面の少なくとも50%が予め形成された無機酸化物の層により被覆されており、かつ該層が10nm〜5μmの厚みを持つことを特徴とする触媒。
IPC (6):
B01J 37/02 301 ,  B01J 21/12 ,  B01J 21/14 ,  B01J 29/06 ,  C10G 47/18 ,  C10G 47/20
FI (6):
B01J 37/02 301 Z ,  B01J 21/12 Z ,  B01J 21/14 Z ,  B01J 29/06 Z ,  C10G 47/18 ,  C10G 47/20

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