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J-GLOBAL ID:200903043683486333

ポリカーボネート共重合体とその製造法及びこれを用いた電子写真感光体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 穂高 哲夫
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992059147
Publication number (International publication number):1993222181
Application date: Feb. 14, 1992
Publication date: Aug. 31, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 電子写真感光体の作製時に塗工液が白化(ゲル化)せずに、また長期間にわたって耐刷性等の優れた機械的強度を保ち、優れた電子写真特性を維持できる、実用上優れた電子写真感光体を提供する。【構成】 式(I)及び(II)の繰り返し単位からなり、式(I)の繰り返し単位をモル比で0.01≦[(I)/{(I)+(II)}]≦0.9の範囲で含有するポリカーボネート共重合体、その製造法、並びにこのポリカーボネート共重合体を感光層中のバインダー樹脂として用いた電子写真感光体。(I)(II)は具体的には、例えば、である。
Claim (excerpt):
下記一般式【化1】[式中、Xは、【化2】(ただし、R1及びR2は各々独立にハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基であり、R3及びR4は各々独立にハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基、炭素数1〜6のアルコキシル基、シアノ基又はニトロ基であり、a、b及びdは各々独立に0〜4の整数であり、cは独立に0〜2の整数である。)である。]で表される繰り返し単位及び下記一般式【化3】[式中、R5及びR6は各々独立にハロゲン原子、炭素数1〜6のアルキル基、炭素数6〜12のアリール基又は炭素数5〜7のシクロアルキル基であり、e及びfは各々独立に0〜4の整数であり、Yは-CR7R8-(ただし、R7及びR8は各々独立に水素原子、トリフルオロメチル基、炭素数1〜6のアルキル基又は炭素数6〜12のアリール基である。)、炭素数5〜11の1,1-シクロアルキレン基、炭素数2〜10のα,ω-アルキレン基、単結合、-O-、-S-、-SO-又は-SO2-である。]で表される繰り返し単位からなり、一般式(I)で表される繰り返し単位の含有割合が、一般式(I)で表される繰り返し単位と一般式(II)で表される繰り返し単位との合計に対するモル比で下記式0.01≦[(I)/{(I)+(II)}]≦0.9で表される範囲にあるとともに、塩化メチレンを溶媒とする0.5g/dl濃度の溶液の20°Cにおける還元粘度[ηsp/c]が0.3dl/g以上であることを特徴とするポリカーボネート共重合体。
IPC (2):
C08G 64/12 NQA ,  G03G 5/05 101

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