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J-GLOBAL ID:200903043710098324

半導体基板

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 井内 龍二
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994136805
Publication number (International publication number):1996008263
Application date: Jun. 20, 1994
Publication date: Jan. 12, 1996
Summary:
【要約】【構成】 10×1017個/cm3 の酸素濃度を有するとともに、裏面10bから基板の略1/2の厚みまでの領域10cに、1×1017個/cm3 の濃度の炭素を含有している半導体基板。【効果】 酸素含有量が少ないため、高温熱処理を施すことなく、表面10aから半導体基板10の厚みtの略1/2までの領域にDZ層を形成することができ、ピットの発生や酸化膜の耐圧不良の発生を防止することができる。一方、所定濃度のC含有領域に自由体積を形成することができ、酸素濃度が少なくても酸素析出反応を進行させることができる。このため、LSI製造時に行われる約1000°Cで16時間程度の熱処理の際、同時に裏面10bから半導体基板10の厚みtの略1/2までの領域に酸素析出物を形成することができ、微小欠陥を発生させてIG層を形成することができる。したがって、Feにより半導体基板10が汚染された場合でもFeをこのIG層に吸着させることができ、積層欠陥の発生を防止することができ、この結果、積層欠陥に伴うリーク電流の増大を防止することができる。
Claim (excerpt):
酸素濃度が5×1017〜15×1017個/cm3 である半導体基板であって、該半導体基板の裏面から2/3の厚み以下の範囲に、1017〜1018個/cm3 の濃度の炭素を含有していることを特徴とする半導体基板。

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