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J-GLOBAL ID:200903043821844084
ブロック共重合体の回収方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998066361
Publication number (International publication number):1998324711
Application date: Mar. 17, 1998
Publication date: Dec. 08, 1998
Summary:
【要約】【課題】 ペレットのゲルが少なく、色調及び透明性に優れ、残留溶媒量が少なく、尚且つ良好な加工安定性を有するブロック共重合体の回収方法の提供。【解決手段】 炭化水素溶媒中、共役ジエンとビニル芳香族炭化水素のブロック共重合体溶液から直接脱溶媒して共重合体を取得するにあたり、?@アルコールを添加し、?A水と炭酸ガスを添加してPHを6.5〜8.5に調整し、?B変質防止のため安定剤を添加し、?C溶液を前もって加熱し、供給ゾーンで除圧を生じさせ、溶媒の75〜95重量%を短時間で除去した後、再加熱し、0.5〜2重量%の水を注入し、溶媒の5〜25重量%を供給ホッパーの前方に位置した排気ゾーンで除去して、ブロック共重合体を回収する。
Claim (excerpt):
炭化水素溶媒中、有機リチウム化合物を開始剤として共役ジエン及びビニル芳香族炭化水素を重合して得られた、ビニル芳香族炭化水素含有量が65〜95重量%であるブロック共重合体又はその水添物の溶液から溶媒を直接脱溶媒することによりブロック共重合体又はその水添物を取得するにあたり、(1)ブロック共重合体又はその水添物の活性重合体溶液に、重合器中へアルコールを添加する工程、(2)前記ブロック共重合体又はその水添物の溶液に、ブロック共重合体又はその水添物100重量部に対して、0.005〜0.1重量部の水を添加した後、炭酸ガスを添加して溶液のPHを6.5〜8.5の範囲に調整する、又は炭酸ガスを添加した後、0.005〜0.1重量部の水を添加して溶液のPHを6.5〜8.5の範囲に調整する工程、(3)前記ブロック共重合体又はその水添物の溶液に、ブロック共重合体又はその水添物100重量部に対して、A)2-〔1-(2-ヒドロキシ-3,5-ジ-t-ペンチルフェニル)エチル〕-4,6-ジ-t-ペンチルフェニルアクリレートを0.03〜2重量部、B)2-t-ブチル-6-(3-t-ブチル-2-ヒドロキシ-5-メチルベンジル)-4-メチルフェニルアクリレート、n-オクタデシル3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート、テトラキス〔メチレン-3-(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタン、1,3,5-トリメチル-2,4,6-トリス(3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシベンジル)ベンゼン、2,4-ビス-(n-オクチルチオ)-6-(4-ヒドロキシ-3,5-ジ-t-ブチルアニリノ)-1,3,5-トリアジンの1種または2種以上を0.03〜2重量部、安定剤として添加する工程、(4)前記ブロック共重合体又はその水添物の溶液を130〜180°Cの温度に前もって加熱し、供給ホッパーに導入して供給ゾーンで除圧を生じさせ、溶媒の75〜95重量%を短時間で除去した後、再加熱し、0.5〜2重量%の水を注入し、溶媒の5〜25重量%を除去する工程、からなるブロック共重合体又はその水添物を回収する方法。
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