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J-GLOBAL ID:200903043879341244

磁場中熱処理による複相組織鋼材の組織制御方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 杉村 暁秀 (外8名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998134241
Publication number (International publication number):1999315321
Application date: Apr. 30, 1998
Publication date: Nov. 16, 1999
Summary:
【要約】【解決手段】 常磁性相と強磁性相からなる複相組織鋼の再加熱を、印加磁場:0.1 〜20T、下限温度:Ac1点、上限温度:Ac3点または(A2 点+100 °C)のいずれか低い温度の条件下で行うことにより、磁場中加熱時に新たに形成される逆変態オーステナイト相が、磁場印加方向に延び、しかもフェライト相などの残留強磁性相と組合わさった複相構造となる組織とする。【効果】 鋼組織を、網目状あるいはハニカム構造となり、強度および靱性が格段に向上する。
Claim (excerpt):
C:0.1 〜0.8 mass%、Si:0.1 〜2.0 mass%、Mn:0.2 〜2.5 mass%およびCr:0.1 〜1.5 mass%を含有し、残部はFeおよび不可避的不純物の組成になる鋼材に、加熱処理を施すに際し、0.1 〜20Tの磁場中で、下限温度をAc1点、上限温度をAc3点または(A2 点+100 °C)のいずれか低い温度とする温度範囲において加熱することにより、磁場中加熱時に新たに形成される逆変態オーステナイト相が、磁場印加方向に延びた形状を呈し、しかもフェライト相などの残留強磁性相と組合わさった複相構造の組織とすることを特徴とする磁場中熱処理による複相組織鋼材の組織制御方法。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (3)

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