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J-GLOBAL ID:200903043965428468

金属製真空二重容器の密封方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 斎藤 栄一 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996334696
Publication number (International publication number):1998075903
Application date: Nov. 29, 1996
Publication date: Mar. 24, 1998
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 排気孔をセラミックろう材によって密封するようにした金属製真空二重容器において、間接溶融方式の案内具を利用して密封。【解決手段】 外容器20の底面11の平坦部の適当な位置に排気孔12とこの排気孔12と同心円上に配置した溝部13とを形成し、排気孔12より高い位置に、排気口41と流出孔42及び43を有する案内具40を載置させた後、この案内具40の43にセラミックろう材2を載置した状態で、真空加熱炉中で真空排気するとともに一次加熱温度まで加熱してセラミックろう材を昇温してがスを流出させ、二次加熱温度で金属製真空二重容器100の空間部30を真空排気すると同時に、案内具40のろう搭載口43に載置したセラミックろう材2を充分に安定した加熱溶融状態で落下させ、落下したセラミック材2が溝部13の表面張力により底面11上で広がらずに外容器20の排気孔12を良好に密封する。
Claim (excerpt):
金属製の内・外容器10,20の口を互に接合して空間部30を有する金属製真空二重容器100を形成し、この金属製真空二重容器100の外容器20の適当な位置に空間部30を真空排気するための排気孔12を形成し、この排気孔12を真空加熱炉中でセラミックろう材2にて密封する金属製真空二重容器の密封方法において、前記外容器20の底面11の適当な位置に配置した排気孔12と、この排気孔12に同心円状に配設した溝部13とを形成し、前記排気孔12の上方に適宜の間隔をもって、排気口41と流出孔42及びろう搭載口43を有する案内具40を載置させた後、この案内具40のろう搭載口43にセラミックろう材2を載置した状態で真空加熱炉中で真空排気しながら一次加熱温度に昇温し、セラミックろう材2を加熱するとともにガスを流出させ、次いで、更に二次加熱温度に昇温して金属製真空二重容器100の空間部30を真空排気すると同時に、案内具40のろう搭載口43に載置されたセラミックろう材2を充分に安定した加熱溶融状態で落下させ、落下したセラミックろう材2が溝部13との表面張力により底面上に広がるのを防ぎながら固化して、外容器20の排気孔12を密封することを特徴とする金属製真空二重容器の密封方法。
IPC (5):
A47J 41/02 102 ,  B21D 51/18 ,  B23K 1/14 ,  B23K 31/02 310 ,  F27D 7/06
FI (5):
A47J 41/02 102 D ,  B21D 51/18 F ,  B23K 1/14 C ,  B23K 31/02 310 C ,  F27D 7/06 A

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