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J-GLOBAL ID:200903044201736385

木材組織の透過性改善法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西 孝雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991263155
Publication number (International publication number):1994087108
Application date: Sep. 13, 1991
Publication date: Mar. 29, 1994
Summary:
【要約】【目的】 木材組織の透過性を改善して化学処理性や乾燥性を向上させるために行われる水蒸気爆砕法と呼ばれる方法に関するもので、蒸煮条件を厳しくすると木材表面に割れやへこみが生じ、蒸煮条件を緩くすると肝心の心材部に透過性が付与されないという問題を解決する。【構成】 木材2を収納した加圧容器3に加圧水蒸気を注入して所定時間蒸煮したあと加圧容器3内を急速に大気開放することにより、閉鎖された壁孔を開口させる木材2の水蒸気爆砕法において、一回当たりの蒸煮条件を緩くして複数回蒸煮処理と大気開放とを繰り返すと共に、繰り返しにかかる大気開放と蒸煮処理との間に放置時間を設けた。蒸煮条件の緩い蒸煮処理と大気開放とを複数回施すことにより、壁孔の開放が順次木材の中心部へと波及し、心材部の中心まで透過性を付与することができる。
Claim (excerpt):
木材(2) を収納した加圧容器(3) に加圧水蒸気を注入し、所定時間蒸煮したあと加圧容器内を急速に大気開放することにより、木材細胞の閉鎖された壁孔を開口させる木材組織の透過性改善法において、一回当たりの蒸煮条件を緩くした複数回の蒸煮処理と大気開放とを繰り返すと共に、繰り返しにかかる大気開放と蒸煮処理との間に放置時間を設けたことを特徴とする、木材組織の透過性改善法。

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