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J-GLOBAL ID:200903044209278009

ポリアリーレンスルフィドの製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 西川 繁明
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998368027
Publication number (International publication number):2000191785
Application date: Dec. 24, 1998
Publication date: Jul. 11, 2000
Summary:
【要約】【課題】 重合反応終了後の有機アミド溶媒の回収・精製処理に伴うコストの大幅な低減を図り、かつ、機械強度、溶融安定性、成形性などに優れたポリアリーレンスルフィドを製造する方法を提供すること。【解決手段】 有機アミド溶媒中で、アルカリ金属硫化物とジハロ芳香族化合物とを反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する方法において、(A)有機アミド溶媒、アルカリ金属硫化物、及びジハロ芳香族化合物を含有する混合物を加熱して反応させるとともに、反応開始後から反応終了前までの間の所望の時点で、反応系内に水を添加し、それによって、生成ポリマーの濃厚相と希薄相とからなる液-液相分離状態を形成させるに足る量の水を存在させ、次いで、反応終了まで加熱反応を継続させ、そして、(B)反応終了後、有機アミド溶媒、生成ポリマー、水、及び副生アルカリ金属ハライドを含有する反応混合物から、有機アミド溶媒を蒸発または蒸留させて回収する各工程を含むことを特徴とするポリアリーレンスルフィドの製造方法。
Claim (excerpt):
有機アミド溶媒中で、アルカリ金属硫化物とジハロ芳香族化合物とを反応させてポリアリーレンスルフィドを製造する方法において、(A)有機アミド溶媒、アルカリ金属硫化物、及びジハロ芳香族化合物を含有する混合物を加熱して反応させるとともに、反応開始後から反応終了前までの間の所望の時点で、反応系内に水を添加し、それによって、生成ポリマーの濃厚相と希薄相とからなる液-液相分離状態を形成させるに足る量の水を存在させ、次いで、反応終了まで加熱反応を継続させ、そして、(B)反応終了後、有機アミド溶媒、生成ポリマー、水、及び副生アルカリ金属ハライドを含有する反応混合物から、有機アミド溶媒を蒸発または蒸留させて回収する各工程を含むことを特徴とするポリアリーレンスルフィドの製造方法。
F-Term (12):
4J030BA03 ,  4J030BA49 ,  4J030BB29 ,  4J030BB31 ,  4J030BC02 ,  4J030BC08 ,  4J030BD21 ,  4J030BE04 ,  4J030BF01 ,  4J030BG30 ,  4J030BG31 ,  4J030BG34
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (8)
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