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J-GLOBAL ID:200903044519913243

押釦スイツチ用カバ-部材の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山本 亮一 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991183815
Publication number (International publication number):1993067410
Application date: Jun. 28, 1991
Publication date: Mar. 19, 1993
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 本発明は硬質指触感のすぐれたキートップ部と、ソフトな押圧感を与える脚部とを共架橋一体化してなる、卓上電子計算機、リモコン、電話器などに有用とされる押釦スイッチ用カバー部材の製造方法の提供を目的とするものである。【構成】 本発明は分子鎖末端に不飽和基を有する二官能性化合物および/または多官能性化合物で未反応の不飽和基の濃度が7×10-4モル/ml以上に調整された化合物と有機過酸化物とからなる架橋したときの硬さIRHDが90以上となる液状のキートップ用組成物を金型のキートップ部に注入しキートップ形状に転写したのち、加熱し部分架橋して流動性を失なわせたのち、この金型に架橋した時に硬さがIRHD80未満で反撥弾性率が40%以上のゴム弾性体となる脚部用組成物を装入し、加圧加熱して架橋体脚部を形成させると共に、架橋体キートップと架橋体脚部とを、金型内で共架橋一体化してなることを特徴とするものである。
Claim (excerpt):
A)1)分子鎖末端にR2 C=CR-CHR-基、R2 HC-CR=CR-基、および/またはR2 C=C(CHR2 )-基(ここにRは水素原子または非置換または置換の1価炭化水素基)で示される不飽和基を有する二官能性化合物、および/または2)R2 C=CR-CHR-基、【化1】R2 HC-CR=CR-基、【化2】および/またはR2 C=C(CHR2 )-基(Rは前記に同じ)で示される不飽和基を分子内に少なくとも3個有する多官能性化合物、でこれらの未反応の不飽和基の濃度が7×10-4モル/ml以上に調整された化合物と有機過酸化物とからなる架橋した時に硬さIRHDが90以上となる液状のキートップ用組成物を金型のキートップ部に注入してキートップ形状に転写したのち、加熱し部分架橋して流動性を失なわせ、B)未架橋のゴム材料と有機過酸化物とからなるゴム組成物で、架橋した時に硬さがIRHD80未満で反撥弾性率が40%以上のゴム弾性体となる脚部用組成物を金型内に装入して加圧加熱して架橋体脚部を形成させると共に、C)A)の架橋体キートップとB)の架橋体脚部とを共架橋一体化してなることを特徴とする押釦スイッチ用カバー部材の製造方法。

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