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J-GLOBAL ID:200903044527816168

磁気抵抗効果素子およびそれを用いた磁気ヘッド

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 原 謙三
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996069992
Publication number (International publication number):1997260744
Application date: Mar. 26, 1996
Publication date: Oct. 03, 1997
Summary:
【要約】【課題】 信頼性が高く、弱い外部磁場に対しても大きな磁気抵抗効果をもつ高感度の磁気抵抗効果素子、およびそれを用いた情報読み出し性能の高い磁気ヘッドを実現する。【解決手段】 磁気抵抗効果素子は、第1および第2非磁性層24・25によって分離された第1ないし第3磁性層21〜23を備え、第1磁性層21の膜厚が第2磁性層22の膜厚よりも厚く、各磁性層の磁化容易軸は互いに平行に設定されている。第2磁性層22と第1磁性層21とは強い反強磁性結合、第2磁性層22と第3磁性層23とは非常に弱い強磁性結合をなし、各磁性層の磁化容易軸と略直交する方向に磁場を印加すれば、磁場の変化に対して第1ないし第3磁性層21〜23の磁化が全て回転し、第2磁性層22と第3磁性層23との磁化の向きのなす角度による磁気抵抗効果を示す。
Claim (excerpt):
非磁性層によって分離された、少なくとも第1ないし第3磁性層を含み、第1ないし第3磁性層の磁化容易軸は互いに平行に設定されており、第2磁性層の膜厚より第1磁性層の膜厚の方が厚く設定されており、第2磁性層の第1磁性層に対する結合は、第1磁性層と第2磁性層との磁化方向が動作磁場範囲において常に反平行となるような強い反強磁性型であり、第3磁性層の第2磁性層に対する結合は、磁場が略ゼロのときは第3磁性層の磁化が第2磁性層の磁化方向に揃う一方、磁場が印加されたときは第3磁性層の磁化方向が第2磁性層の磁化方向に依らず常に磁場方向に回転するような非常に弱い強磁性型であり、磁場の変化に対して第1ないし第3磁性層の磁化が全て回転し、第2磁性層と第3磁性層との磁化の向きのなす角度による磁気抵抗効果をもつことを特徴とする磁気抵抗効果素子。
IPC (3):
H01L 43/08 ,  G01R 33/09 ,  G11B 5/39
FI (3):
H01L 43/08 Z ,  G11B 5/39 ,  G01R 33/06 R

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